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流れに身を任せる?流れに逆らう?自分らしい人生の選び方

なつみさんのnoteを読んで、
「人生は流れるプールである」
ということについて考えていきたいな、と思いました。

人生とは流れるプールだから、
流れに逆らうようにするとうまくいかない。
流れに身を任せて力を抜いていると自然と前に進む。

世界一自分らしい生き方の教室2024での気づき①

これはまさにそのとおりだなぁ、と思うんですよね。

流れに逆らうためには
多くのエネルギーを必要としますが、

流れに身を任せれば、
エネルギーを使わずとも勝手に進んでいきますから。

それは、人生も流れるプールも一緒だなぁと思います。


で、この「人生は流れるプールである」という言葉を見て、
いろんな側面から色々と考えていきたいなぁ、と
いつものように思ってしまうわけです。

というわけで、
思うがまま書いていきます。


「人生は流れるプールである」
という言葉を見て最初に思ったのは、

「流される人」と「流れに乗る人」がいるよなぁ、
ということです。


「流される人」と「流れに乗る人」

「流される人」も「流れに乗る人」も
どちらも流れに乗ってはいるんですが、
以下のような違いがあるように思います。


1:主体性

  • 流される人
    周囲の意見や状況に振り回され、自分の意志で行動することが難しい。

  • 流れに乗る人
    自分の意志を持ち、主体的に状況を判断し、行動を選択できる。


2:柔軟性

  • 流される人
    変化を恐れ、固定観念にとらわれがち。
    新しい状況に対応できず、流れに逆らおうとする。

  • 流れに乗る人
    変化を恐れず、柔軟に状況に対応できる。
    流れの変化をチャンスと捉え、積極的に適応しようとする。


3:目的意識

  • 流される人
    目標や目的が曖昧で、何をしたいのか、
    どこへ向かいたいのかが明確でない。

  • 流れに乗る人
    目標や目的が明確で、
    その実現に向けて流れを積極的に活用する。


その結果、

  • 流される人(受動的)
    成長や発展が難しい。目標達成が困難。
    意識:周囲の状況や意見に振り回される
    行動:他人の意見や状況に反応する
    結果:状況に流され、目標を見失う

  • 流れに乗る人(能動的)
    成長や発展が期待できる。目標達成の可能性が高い。
    意識:自分の目標や目的に集中する
    行動:自分の意志で行動を選択する
    結果:目標達成に向けて、流れを積極的に活用する

となるのではないかと。


ただ、
「流れに乗る人」が良いわけでも、
「流される人」が悪いわけでもなく、
状況によるとは思いますけどね。

流れるプールに遊びに行ったら、
「流されてはダメだ!自ら流れに乗らないと!」
なんて言われたら、
「うざっ!」と思ってしまうのではないかと。


流れるプールで遊ぶ時は、
基本的に「リラックスしたい時」だと思うんですよ。

常に「流れに乗ろう!」と頑張っていると疲れちゃうから、
たまには流れに身を任せて、リラックスすることも大事。

流れに身を任せながら周りを見てみると、
これまで見えていなかったものも見えてくるかもしれませんし、
純粋にエネルギーの回復にもつながります。

だから、気合を入れすぎず、
力を緩められる時は緩めておきたいですね。


こうやって書いていて思ったのは、
「流れに乗る」「流れに逆らう」には
2パターンずつ、計4パターンあるのではないかと。


「流れに乗る」「流れに逆らう」の
4つのパターン

以下は、
「流れに乗る」「流れに逆らう」の
4パターンについてです。

  1. 意図して流れに乗ろうとした場合
    自分の目標や価値観に合致する流れがあると認識し、
    積極的にその流れに乗ろうとする。

    • 例)
      成長産業への転職、
      時代のニーズに合ったビジネスを始める、
      スキルアップのために研修に参加するなど。

  2. 意図して流れに逆らおうとした場合
    現状に不満があり、変化を起こしたいと強く願う。
    既存の価値観や慣習に挑戦したいと考える。

    • 例)
      社会問題の解決を目指す起業、
      古い慣習に挑戦する活動、
      新しい芸術表現の追求など。

  3. 意図せず流れに乗った場合
    特に目標や目的意識を持たず、周囲の状況や意見に流されて生きる。

    • 例)
      周囲と同じようなキャリアパスを歩む、
      流行に流されて消費する、
      世間の常識にとらわれて生きるなど。

  4. 意図せず流れに逆らおうとした場合
    変化を恐れ、現状維持を望む。
    新しい考え方や価値観を受け入れられず、抵抗する。

    • 例)
      テクノロジーの進化に対応できず、仕事で苦労する、
      新しい人間関係を築くことを拒む、
      固定観念にとらわれて視野が狭くなるなど。


こうやって書いていてふと思いました。

「流れに乗ろう」と思うときって
「先に流れに逆らっているんじゃないのかな?」と。


流れに乗るために流れに逆らう?

「流れに乗ろう」

そう思うときって、
「流れに乗れていないな」と思ったときですよね?

ということは、
「流れに逆らっている時に、流れに乗らなきゃ」
と考えると思うんです。

では、流れに逆らっている時ってどんなときか?


それは、

  • 現状に不満がある

  • 目標達成が困難になっている

  • 周囲とのズレを感じている

といった状況が考えられます。


そして、
「流れに乗ろう」と意識することで

  • 現状を打破しようとする意欲が湧く

  • 目標達成への道筋を見つけることができる

  • 周囲との調和を図ることができる

といった効果を期待できるでしょう。


流れに逆らうことでステージが変わる?

で、これは元々の流れに乗るわけではなくて、
「流れに逆らい続けた結果、別の流れを見つけて、その流れに乗る」
ということだと思うんですよね。

これは言ってしまえば、
「ステージが変わること」
につながるのではないでしょうか?


流れに逆らい続けたことで
新たなスキルが身についたり、
人間関係が変わって、周囲に溶け込むことができた。

そういったように、
「新たなステージ」に行けたからこそ
「流れに乗ることができるようになった」と思うんです。


流れるプールって1周できたりしますよね?

だとすると、
流れるプールに流されるまま5周するのと、
流れるプールを逆走しながら1周するの、
どちらが変化を起こすだろうか、と考えると、
逆走しながら1周するほうだと思うんですよね。

筋肉がついたり、
逆走するための歩き方を学んだりするんじゃないかと。

つまり、逆走することで、
「仕事をする上で必要な体力」や
「仕事をする上で必要な新たなスキル」
が身につくのではないかと。


イメージとしては、
これまでできる仕事しか渡されてこなかったけれども、
自ら難易度の高い仕事を請け負った、みたいなものです。

そんな状況であれば、
仕事は忙しくなり、必要なスキルも変わってきます。

そのため、
「仕事をする上で必要な体力」や
「仕事をする上で必要な新たなスキル」が
身につくと思うんです。

そして、体力やスキルが身につくからこそ、
「次のステージに行ける」のではないかと思うのです。


流れに身を任せたままで
次のステージに行けるかというと、
正直イメージが湧かないんですよね。

流れに身を任せたままでも
会社内で昇進し、役職は上がると思いますよ?

ですが、それって
「ステージが上がった」と言えるのでしょうか?

僕は言えないと思うんですよね。

なぜかというと、
結局それは延長線上にしか過ぎないからです。

僕が思う「ステージが変わる」というのは、
状況がガラッと変わることなんですよね。

わかりやすいのは
会社でがむしゃらに頑張り、独立に成功した時。

これは明らかにステージが変わっていますよね?


会社内でもステージを変えることはできます。

例えば、
「会社に交渉できる立場になった」
となれば、ステージは明らかに変わっていますよね?

「こちらの要望が通らなければやめます」
と伝えれば、こちらの要望が通ると。

それは
「替えの効かない人材になったから」
です。

そういう人って本当にいるの?と思われるかもしれませんが、
いるんですよね。

「週5じゃなくて、週3でどうでしょう?」
「会社に来たくないんで、在宅でいいですか?」
みたいに交渉している人が。

日本だと会社に交渉するなんてことはほとんどないでしょうけど、
海外だと「賃金上げて」などと交渉するのは
珍しいことではありませんから。


「替えの効かない人材になりたい」
そう思った場合、どうでしょう?

流れに身を任せた状態で、
替えの効かない状態になれるでしょうか?

個人的にはあまりイメージできません。

流れに逆らっていたからこそ、
手にすることができるのではないかと思ってしまいます。


さて、ここで思うことがあります。

「んじゃ、流れに逆らうといいってこと?
流れに身を任せてはいけないの?」と。

それは必ずしもそうとは言えないと思うんですよね。


流れに逆らうことは本当に良いことなの?

ここまで
「流れに逆らった方がいいよね」的な方向で
書いてきましたが、
流れに逆らうことでつらい状況に陥ることもあります。

仕事を例にすると、例えば、流れに逆らって
「会社にとって望んでいないこと」や
「会社にとって不利益なこと」をやったら、
その会社に居場所がなくなってしまいますよね?

「流れに逆らう」とは、
「挑戦」とも言えることなので、
その挑戦によってつらい状況に陥ることだってあります。

また、「流れに逆らう」というのは、
意図していない場合もあります。


意図せず流れに逆らってしまった場合

また、流れに身を任せているつもりなのに、
気がついたら流れに逆らっていて、
エネルギーを大幅に消耗してしまっている、
なんてこともありますよね?

これは「意図せず流れに逆らってしまった場合」です。

例えば、

  • 変化への抵抗
    変化を受け入れられず、過去のやり方や考え方に固執してしまう。

  • 周囲の期待に応えようとする
    自分の気持ちよりも、周囲の期待や意見を優先してしまう。

  • 理想と現実のギャップ
    理想とする自分と現実の自分のギャップに苦しみ、葛藤してしまう。

といった状況ですね。


これらの状況は、一見すると
「流れに身を任せている」ように見えますが、実際には、

  • 変化を受け入れない
    変化に対して柔軟に対応できず、
    過去の成功体験や慣れ親しんだ方法に固執することで、
    結果的に流れに逆らってしまう。

  • 周囲の目を気にする
    自分の本心よりも周囲の期待や評価を優先し、
    自分らしさを抑え込むことで、本来の流れから逸脱してしまう。

  • 理想を追い求める
    現実的な状況を無視して理想を追い求めるあまり、無理をしてしまい、
    結果的にエネルギーを消耗してしまう。

といった形で、
無意識のうちに流れに逆らってしまうのです。


このような
「意図せず流れに逆らってしまう」状況に陥らないためには、

  • 自己理解を深める
    自分の価値観や強み、弱みを理解し、
    変化に柔軟に対応できる心の準備をする。

  • 周囲とのコミュニケーション
    自分の考えや気持ちを素直に伝え、周囲との相互理解を深める。

  • 目標設定と計画
    現実的な目標を設定し、計画的に行動することで、
    理想と現実のギャップを埋める。

  • 休息とリフレッシュ
    心身に無理をさせず、定期的に休息とリフレッシュの時間を設ける。

といったことが重要になります。


「流れに身を任せる」ことは、
必ずしも受動的な態度ではありません。

自分の状況や気持ちを客観的に見つめ、
周囲との関係性を良好に保ちながら、
柔軟かつ主体的に行動することで、
真の意味で「流れに乗る」ことができるのではないでしょうか。


また、流れに逆らうことも、
必ずしも悪いことではありません。

現状に不満がある場合や、
新しいことに挑戦したい場合は、流れに逆らうことで、
新たな可能性を切り開くことができるかもしれません。

しかし、流れに逆らう際には、
以下の点に注意が必要です。

  • 目的意識を持つ
    なぜ流れに逆らうのか、その目的を明確にする。

  • 計画を立てる
    目標達成のために、具体的な計画を立てる。

  • リスクを考慮する
    流れに逆らうことによるリスクを把握し、対策を検討する。

  • 周囲とのコミュニケーション
    自分の考えや行動を周囲に伝え、理解を得る努力をする。

  • 柔軟性を持つ
    状況に応じて、計画を修正したり、方向転換したりする柔軟性を持つ。

これらの点に注意しながら、流れに逆らうことで、
自分の人生をより豊かに、
より充実したものにすることができると思うのです。


「流れに乗る」と「流れに逆らう」のバランス

ここまで、
「流れに乗る」ことと「流れに逆らう」ことについて、
それぞれのメリットとデメリットや気になるところを考えてきました。

しかし、人生において重要なのは、
どちらか一方を選ぶことではなく、
「流れに乗る」と「流れに逆らう」のバランスをうまくとること
だと思うのです。


常に「流れに乗る」ことを意識しすぎると、
主体性を失い、周囲に流されてしまう可能性があります。

一方で、常に「流れに逆らう」ことを意識しすぎると、
孤立したり、エネルギーを消耗したりする可能性があります。

理想的なのは、
状況に応じて「流れに乗る」と「流れに逆らう」を使い分けること
ではないでしょうか?

例えば、

  • 新しい知識やスキルを身につける時
    時代の流れや業界の動向を把握し、
    「流れに乗る」ことで、効率的に学ぶことができる。

  • 自分の価値観や信念に反する場合

  • 周囲の意見やプレッシャーに流されず、
    「流れに逆らう」勇気を持つことも大切。

  • 目標達成のために新しい挑戦が必要な時
    既存のやり方や考え方にとらわれず、
    「流れに逆らう」ことで、突破口を開くことができるかもしれない。

  • 心身が疲れている時
    無理に「流れに逆らう」のではなく、
    「流れに身を任せて」休息することも必要。

このように、状況に応じて柔軟に
「流れに乗る」と「流れに逆らう」を使い分けることで、
より充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。


まとめと結論

「人生は流れるプールである」という考え方は、
人生における「流れ」の重要性を教えてくれるように思います。

流れに身を任せることで、
楽に進むことができる一方で、
流れに逆らうことで、新たな可能性を切り開くこともできます。

重要なのは、

  • 「流される」と「流れに乗る」の違いを理解する

  • 「流れに乗る」ために「流れに逆らう」という逆説を理解する

  • 「流れに逆らう」ことのメリットとデメリットを理解する

  • 状況に応じて、「流れに乗る」と「流れに逆らう」を使い分ける

というだと思うのです。


自分自身と向き合い、
状況を客観的に判断しながら、
柔軟かつ主体的に行動することで、
自分にとって最適な「流れ」を見つけ出し、
より良い人生を築いていくことができるのではないでしょうか。


今回の記事を書くに至ったのは
なつみさんの記事を読んだからでした。

もしよろしければ、
なつみさんの記事も読んでみてくださいね!


P.S.

「CONGRATULATIONS」を3ついただきました٩(ˊᗜˋ*)و”


いつも読んでいただき、
そしていつもスキをしていただき、ありがとうございます(*’∀’人)

1枚目が大きいのは、
スマホでスクリーンショットを撮ったからです。

2枚目、3枚目はパソコンによるものです。


「CONGRATULATIONS」となった記事は
以下の2記事です。

『「趣味」や「遊び」を全力で楽しむと人生が良い方向に変わっていく?』
が2つ「CONGRATULATIONS」をいただきました、ありがとうございます!

今後とも、
読んでいただける記事、
「スキ」と思ってもらえるような記事、
人生が少しでもより良くなるような記事を書いていけるよう
精進し続けていきたいと思います。


▶前回の記事

▶過去の記事


◆ご相談やお問い合わせについて


それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

このnoteが、
「流れ」とどのように向き合っていくかについて
考えるきっかけになりましたら幸いです。

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