2023年9月の記事一覧
[ブロードウェイ感想] CHICAGO
概要
舞台はそのままシカゴ。実話が元ネタという、殺人を犯した女性2人がメディアと弁護士のビジネスの食い物にされながらスポットライトを求めて生き抜いていく、という辛めのコメディタッチでテンポの良いストーリー。シンプルだけれども凝った構造の舞台、黒のミニマムな衣装、終始シニカルな音楽とダンス、人間の身体だけでこれだけの表現ができるのかという感動を覚えました。なんとなく音楽とストーリーの動かし方にH
[ミュージカル感想] ファントム比べ
2019年雪組、望海風斗・真彩希帆ペア、中村一徳演出のファントム(以降「宝塚版」)と、配信のおかげで海外からも観ることができた城田優演出&2役の2023年ファントム(以降「城田版」※加藤和樹ファントム、城田優シャンドン伯爵)について、1993年のアメリカ版音源も仕入れて、良いところ・好きなところ、感じたテーマの違いをノーソースで勝手に考察しています。とにかくファントム好きだわ、という話です。
[ブロードウェイ感想]Back to the Future
概要
2023年新作。きっと映画のまま楽しそうだな、という期待を裏切らないエンターテイメント、アトラクション型ミュージカル、とか呼びたい。USJのアトラクション以上にタイムトラベルを体感できる。デロリアンはもはや演者の一人。マーティはどうしてもマイケルJフォックスが恋しくなってしまう一方、ビルの友達と両親がビジュアルも動きも驚くくらいそのまま。ドク・マーティ主演2人の声質が個人的にちょっと苦手