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[ブロードウェイ感想]Back to the Future
概要
2023年新作。きっと映画のまま楽しそうだな、という期待を裏切らないエンターテイメント、アトラクション型ミュージカル、とか呼びたい。USJのアトラクション以上にタイムトラベルを体感できる。デロリアンはもはや演者の一人。マーティはどうしてもマイケルJフォックスが恋しくなってしまう一方、ビルの友達と両親がビジュアルも動きも驚くくらいそのまま。ドク・マーティ主演2人の声質が個人的にちょっと苦手ではあるが、滑舌の良さ(特にドク)と映画の知識で英語はめちゃくちゃ分かりやすかった。
好きなところ
デロリアンが加速するところからのタイムトラベルの表現・技術
80年代と50年代の対比のあるドク×踊り子のナンバーのフィクションぽさ。宝塚にもあるこういうシーンよく見たことあるけど出所が未だに思い出せない
市長(過去)の圧巻の「夢は叶う」系ナンバー
クライマックス、嵐の時計台のシーンの再現度の高さ(ミュージカルどこいった?ともよぎるがそんなことはこの際どうでもいい)
テーマ曲で一緒に盛り上がれるエンディング
これから観劇する方へ
どうしても1階席前方ブロックで観たかったため、少ない残席の中で唯一$100台のかなり下手寄りの席をとったところ、舞台中央の奥の方が見事に見切れました。つまり、クライマックスまで時計台がほぼ見えない。首が痛くなる。ただ、デロリアンの迫力とパーティーの参加者気分は期待通り十分味わえました。個人的には、舞台装置と映画の魅力が大きな部分を占めている作品に感じるので$200払うのは躊躇してしまう。2階席中央からだと映像系の完成型を楽しめそうなのでそちらでも良かったかもしれない。
少し早めに会場に入って、世界観大事にした一階席後方の技術エリアをぜひ見てほしいです。あと、モニターに映っている指揮者(一階席と二階席の間、技術エリア上方)にも注目。
チケットない時でも買える、外から入れるグッズエリアがあります。