学校で使うブラウザってどれがいい?
こんにちは、本日は「ブラウザ」についてのお話です。
ブラウザにこだわって使っている方はどれぐらいいるのでしょうか?
単にwebページを閲覧するものという認識の方も多いのではないでしょうか。
教育現場では主に3つのブラウザの選択肢があり、Microsoft Edge、Google Chorome、Apple Safariのいずれか。さらに前者の2つのシェアが多く、なじみが深いと思います。
ブラウザひとつで学習進行がスムーズになったり業務改善します。拡張機能を使ったり、パスワードを覚えさせたりする機能はかなり便利です。
では何を選んだらいいのか?
結論、持っているアカウントによるところが大きいです。
Microsoftのアカウントなら「Edge」、Googleアカウントなら「chrome」ですね。
垂直統合、シームレスが基本設計
PCやタブレットにログインする。そのあとほとんどのアプリはログインが不要、ブラウザ上でも連携がなされて入力の手間が省ける。
さらにMicrosoftやGoogleのアカウントでほかのネット上のアプリへボタン一つで、アカウント作成なしでのログインが可能です。
ただしすべてのものが連携していっるわけではありませんが。
ITの基本設計の考え方に「垂直統合」や「シームレス(継ぎ目、つなぎ目がない)」ということがあります。
関連するサービス、機能を自社の領域内でユーザーに不便なく提供してくれる。
一つの入り口ですべて完結してしまう、かなり便利な考え方ですね。
アカウントやパスワード管理は増えれば増えるほど面倒、すべてを覚えたり、メモしたりすることは難しい。
上記の問題を解決するために「シングルサインオン」という設計が主流になってきています。
結論、OSとアカウント次第でブラウザを使う
学校の現場ではうまく使い分けどちらの機能が適しているかまでICTに詳しいい教員は少ないのが現状です。
スムーズに使うならOSに対応したものでWindowsタブレットやPCならEdge、ChromebookならGoogleChromeです。
理由はシングルサインイン、他のサイトや連携がシームレスに行える可能性が高まるからです。
ログイン作業、アカウント管理は非常に煩雑、パスワードを忘れたりすると学習進行を大きく妨げることになります。
ブラウザはPC、タブレットや日常的に使うスマホなどあらゆるところで使い、生活に密着しています。
インターネットに接続しwebサイトを表示する、基本的かつ最重要機能でもあります。
個人的にはGoogleChrome一択なのですが、それはまた慣れてからの話ですね。
まずは入り口、煩雑さを回避するならばOSとアカウントと同じプラットフォームのブラウザがいいでしょう。
「パーソナライズ」を念頭に置くこと
PCは「パーソナルコンピューター」です、個人単位でのものなのです。学校では生徒指導上、画一的に行わなければならない場面がでてきます。
逆に上記を行うと「知的好奇心」をそいでしまうこともあるでしょう。難しい問題ですが、ICTならここも解決してくれます。
業務改善で時間を捻出、一対多でのアプローチ、指導や支援が必要な生徒への選択と集中です。
前提として使う側の「リテラシー」が問われますが、GIGAスクール構想での一斉導入で少しずつ進んでいます。
「個別最適化で多様な人材を創出する」ここに集約されていきます。
長い道のりだと思いますが、大人たちが楽しんでやらなければ進まないでしょう。
では、また次回。
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