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ショート/小説

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記事一覧

月が、欠けようと(掌編小説)

 次の誕生日には月がほしい。  昨年私がそう言ったのを覚えていて、彼は実際に月まで取りに…

一途彩士
2週間前
1

消費、消耗(掌編小説)

 バナナの皮が真っ黒だ。  テーブルに放置されて無残な姿になったそれらを見ながら、途方に…

一途彩士
3週間前
4

ホットコーヒー(掌編小説)

 喫茶店に呼び出されたとき、嫌な予感はあった。だから店内に入って彼の姿を見たら、ああ終わ…

一途彩士
4週間前
3

うそつき!(掌編小説)

 ここまでことがうまく運ぶとは思わなかった。  彼氏が最近夜の街で女漁りをしている……と…

一途彩士
1か月前
6

知らないのならそのまま(掌編小説)

 喉の痛みで目を覚ました。暑さに耐えられなくなって冷房をいれて眠ったからだろうか。身体も…

一途彩士
1か月前

たゆたう宇宙船(短編)

2023年『ラストで君は「まさか!」と言う』文学賞に応募した短編です。  ある日、宇宙人が地…

一途彩士
4か月前
1

9/16 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第206回「発見」応募 「西城さんを助ける光」 https://estar.jp/novels/26153704

9/14 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第206回「発見」応募
「おそろいの水鉄砲」
https://estar.jp/novels/26152965

一途彩士
1年前

9/10 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第205回「夏の終わり」応募
「また明日も言えない」
https://estar.jp/novels/26151720

一途彩士
1年前

9/9 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第204回「そうだ、〇〇へ行こう」応募
「家に行こう」
https://estar.jp/novels/26151235

一途彩士
1年前

9/8 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第204回「そうだ、〇〇へ行こう」応募
「先輩とアイス」
https://estar.jp/novels/26151012

一途彩士
1年前

チラシのぼやき(掌編)

チラシのぼやき 「ねえママ、まだおわらないのー?」 「ちょっと待っててね」 ボクはオモテ。…

一途彩士
6か月前

140字小説コンテスト「秋の星々」応募作品

「星々」様が2023年に開催されていた140字小説コンテスト「秋の星々」(題「深」)に参加した際…

一途彩士
8か月前
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9/25「なるべく動物園」 #毎週ショートショートnote

ふうん、動物園。入場料無料と書いてあるのを見て、私は足を踏み入れた。 最初の檻には、たくさんの本が入っていた。乱雑に置かれている。近くにいた清掃員に話しかけた。 「ここ、動物園ですよね?」 「ええ」 私は次の檻に向かった。そこでは多種多様なハサミが存在していた。通りかかった園のスタッフに尋ねた。 「ここって動物園ですか?」 「そうですよ。ここは獰猛な子達が多いゾーンです」 みかん、トランペット、スニーカー、学校。いくつもの檻を巡った。だが、どこにも動物はいない。 最後の檻につ