一太郎note

生きるだけで精一杯の年寄りが書いています。 あんな事、こんな事。 サポートは望んでおりませんので、お心のある方は、 どうぞ他の方のサポートを御願い致します。

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  • よろずツブツブ

    • 5,126本

    もっとたくさんの心で埋めたい雑談場。 新しいnote記事をUPした時のリンク置きや、おすすめ記事紹介も ok❣️ サークルというほどでもない井戸端的な要素で、気楽で気まぐれな一言を。 何ヶ月に一回の書き捨て可/読むだけ 可/コメントへのお返事自由 /お忙しい時は 無理せずに🤗 💕尚 メンバーさんは、 ★カバー画像変更 ★マガジン説明文の編集 ★記事の追加 が 可能です😊ご自由に。 ーーーーー どなたもお気軽に目を通してくださいませ。

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赤色は故郷の色

  赤色は故郷の色  浮遊する赤トンボの群れと 幼馴染の少女のマフラー 山なみに沈む夕陽に ナナカマドの実が燃えて・・・ 赤色は私の故郷の色  西日の引く影の中に 母さんの声が聞こえる 夕焼けの田園の彼方に 父さんの声が聞こえる いつか居た時代の中で 私を呼ぶ遠い声が聞こえる  赤色は故郷の色

    • 俳句・句会に投句しました

      現代語俳句の会・句会 陽だまりを切り子細工に枯木立 独り夜の口笛寒し秋寂ぶし 秋愁い夜半の靴音遠ざかり 秋の暮れ湖面の森の揺らぎなく 残り葉の小枝に一つ影ひとつ #俳句 #ichihaiku #haiku 一太郎ラン坊

      • 誰かが書いた古い手紙

        けいたんへ この前、久し振りにお前の夢をみたよ。 パパに会いに来てくれたんだね。 逝ってから数十年も経つのに、 お前はチットも変わらずに、居るんだね。 けいたんは夢の中でニコニコ笑ってたね。 もしかしたら、 お前が寂しい思いをしてるんじゃ無いかと心配してたので、 パパは嬉しかったよ。 お祖父ちゃんや、お祖母ちゃんも逝ってるし、 けいたんの事を良く頼んでおいたので、 きっとお前のそばに居てくれるんだね。 恥ずかしいけど、パパは目を覚ました時に、 涙が止まらなかったよ。 会い

        • きたみ五七五フェスタ・2

          きたみ五七五フェスタ・2 「遙かなる地への憧れ夏の夜半」  夏の短い夜、眠れぬままにJCBから送られてきた 旅行誌を読んではまだ見ぬ異国への妄想をかき立てます。 「山村の大人の多い運動会」  今は統廃合や廃村などで無くなりつつある田舎の小さな学校。 少ない生徒と共に盛り立てよう大人達がこぞって参加した運動会、 懐かしいです。 「七夕は故郷のものと君の言う」  郷土が違えば催事も違いますが、それぞれの故郷の七夕もまた郷土の誇りでもあるようです。 「エゾニュウや人無き里の廃

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        赤色は故郷の色

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          網走湖を望む崖の上で・・・

          網走湖を望む崖の上で・・・ (遠い日5月8日) 湖水を望む斜面には   春も一足はやい様ですね 弾力を戻した黒土は  もう陽炎の季節です 対岸のリンゴ園も  間もなく長い眠りから覚め 新芽たちのむせるような  息吹に萌えるでしょう 洋々と広がる網走の湖に風が走り 遠くかすむ斜里岳・藻琴山は  まだ雪冠を頂く 僅かに頂きを見せる雌阿寒岳は 今も活動を止める事をせず  噴煙が青空に溶け込んでいます 遥か眼下の道路には   風の温みの戻りを待つ子供達の歩く姿 この広大な天地の

          網走湖を望む崖の上で・・・

          浪漫の枯れて久しや古酒をひく

          「浪漫の枯れて久しや古酒をひく」 「枯れてひさし(や)」、この場合の(や)は切れ字では無いと思うが どうなんだろう。 下戸で一滴の酒も飲めない私は、うらぶれた居酒屋で酒を飲む 男の後ろ姿に憧れに近い感情を持っている。 人生も大詰めを控え、手酌で黙って酒を飲む男の背中は なんとも言えない哀感を漂わせているような気がする。 なんとも馬鹿な思い込みではあるのだが。 下戸故の感情ではある。

          浪漫の枯れて久しや古酒をひく

          ハヤブサの影 深閑の湖畔林

          正直に言うと、ハヤブサと鷹の見分けも付きません。 申し訳ありませんが、なんとなくハヤブサかな?と 思えた鳥が見えた物で。 写真は、先日の支笏湖行の際に写した写真です。

          ハヤブサの影 深閑の湖畔林

          敬老の日はいつからか受け身なり

          深層心理の奥底で、何時かくるだろう老いの日を密かに感じながら生きてきた。 でも、実際にはあり得ない程希薄な観念でもあったが、 確実に老いて行く自分が存在する。 若い人は、そんな事をきにする必要も無い。 気にしなくても、チャンと来るのだ。(*^_^*)

          敬老の日はいつからか受け身なり

          きたみ五七五フェスタ

          初恋の命日となり春の雨 団欒の在りや雪野に灯がポツリ 雪ぞ降る街灯にじみ野犬の影 網走湖氷落ちれば波きらら 春の雷仁頃山から転げたり 雪の原星零れしか孤灯浮く デゴイチの化粧直しや春の空 青鷺の沈思されたる小町川 山間の崩れた校舎草いきれ 手花火や空に居る子も観てるかい

          きたみ五七五フェスタ

          俳句 地元を詠む

          啄木鳥の孤孤孤孤ダム湖静まりぬ かの山の秘密の沢の山葡萄  二千二十年 四月  網走湖氷落ちれば波きらら  この春は事も無しかな常呂川  春の雷仁頃山から転げたり  切り過ぎのコクワの芽吹き妻躍る   二千二十年 五月  花辛夷盆地周りの白き染み  神遊ぶ大雪山や初夏の池 デゴイチの化粧直しや春の空 夏始北見盆地の空円し 夏空の抜けたる碧よ北見富士 無加川の柳青葉よ頭首工 青柳ゆるりタプリと常呂川   二千二十年 六月 青鷺の脛まで濯ぐ小町川

          俳句 地元を詠む

          北海の荒れ野の隅に人知れず咲く一輪のエゾスカシユリ

          白樺の梢を渡る風さえも君住む街を焦がれるという 北海の荒れ野の隅に人知れず咲く一輪のエゾスカシユリ 忘却の夜霧に濡れて咲く花よ果敢無からずや汝は月見草 浜茄子の影に揺れてる黒百合よメノコの秘める恋や儚し

          北海の荒れ野の隅に人知れず咲く一輪のエゾスカシユリ

          泣ける程君を恋うても詮は無し浜昼顔が風に揺れてる

          泣ける程君を恋うても詮は無し浜昼顔が風に揺れてる 人に恋をする。 若い人が恋をする・・・というのは理解出来るが、 一定年齢を超えた人が恋をするのに意味があるのか?。 少なくとも生物学的には意味は無さそう。 まぁ、無意味な事をするのが人間なのか。 無意味に恋をし。 無意味に苦しみ。 無意味に死んでゆくか。 それも人生。

          泣ける程君を恋うても詮は無し浜昼顔が風に揺れてる

          熱川の磯の松風懐かしき義母の生家よ優し波音

          熱川の磯の松風懐かしき義母の生家よ優し波音  昭和30年代の伊豆熱川。 現在のたまにテレビの映像でみる熱川と違い、 海岸の砂浜沿いを、まだホテルが蓋をしていない処だった。 義母に連れられて歩いた浜の砂の感触。 潮の匂いも懐かしい。 砂浜を歩いた先の岩のトンネル。 そのトンネルを抜けた処の岩場の入り江。 その入り江の煌めく海水の温さ。 まだ、60年程前と変わらないのだろうか。

          熱川の磯の松風懐かしき義母の生家よ優し波音

          人の世の岐路の迷いの多けれど悪しきばかりを選ぶ女在り

          人の世の岐路の迷いの多けれど悪しきばかりを選ぶ女在り もう何というか、・・・ エッ!!、そっちじゃじゃ無いだろう・・。 と言う方向にばかり進む知人がいる。 シングルマザーで生活苦を抱えながらでも、 自力で懸命に生きてる姿には感銘を受けはするのだが、 端から見ていると何故か、何時も選択を誤ってる様にしか見えない。 あまりに懸命過ぎて周囲の好意も見えて無いような気がする。 追い詰められたら、矢張りチョット立ち止まり、 お茶でも飲んでみたら如何でしょうか。

          人の世の岐路の迷いの多けれど悪しきばかりを選ぶ女在り

          ピアノの上手な奏で方

          ピアノの上手な奏で方 今日は上手なピアノの「弾き方」というか「扱い方」に付いて述べようと思う そもそも「日本ピアノの上手な弾き方研究会」の主任研究員である私がこの論文を発表するにあたって、果たして無料で良いのか? という葛藤があった事を先ず申しておきます。  前置きの長いのは嫌われるので、直ぐに本題に入る。 ピアノを鳴らす以前の問題として、何処でそれを鳴らすかという事で悩む人は多いだろう。 日本の住宅事情などを考慮した場合、 ピアノを家人と同居させるにも細心の注意を払わな

          ピアノの上手な奏で方

          野の百合に想いを寄せる者在れど伝えぬままに知らず散りゆく

          誰かを人知れずに恋してるあなた。 誰かを愛して、ただ黙って愛して、伝えていないあなた。 当たり前だけど、言葉は相手に言わないと伝わらないのです。 その当たり前が難しい。 50年以上前の事ですが、私の初恋の人は15歳でこの世を去りました。 私が胸を焼く程恋していたのに、その少女は自ら命を絶ったのでした。 もしかしたら、告白していたら・・ そんな後悔が半世紀。 チャンと想いは伝えましょう。

          野の百合に想いを寄せる者在れど伝えぬままに知らず散りゆく