リワーク日記58 メンタル休職→転職→着任して1週間。朝出社できたから100点満点!
メンタル不調により1年半休職していた私ですが、元の会社に戻らず転職を選択し、入社研修を終えて今週から配属先に着任となりました。
タイトルにある通り、体力的に厳しいです。いやいや、仕事がきついというよりは、通勤自体に体力を削られてしまっています。
リワークに通っていたとはいうものの、リワーク時代よりも通勤にかかる時間は約2倍になっており、やはり体力低下は否めません。リワークが近すぎたとも言えますが、朝出社するだけで息切れ状態です。休職前はこれを毎日こなしていたのですから、我ながらよくやっていたものだと思います。本当に仕事がどうこうではなく、朝出社できただけで100点満点です。
そんなわけですから、初出社日からずっと朝出社できた私は自分自身に100点満点を贈呈したいと思います。まさに目覚ましい進展です。布団の中で倒れて寝ているだけだった状態から、いまや社会復帰を見事に成功させつつあります。奇跡的と言っても差し支えないほどです。朝6時半に起床して1週間も継続して出社できたというのはそれだけ誇って良い成功体験です。
さて、緊張しつつ配属先に通い始めましたが、所属部署の方々は概ね素直で良い人柄の方ばかりで安心しました。直属の上司は私と年齢が近く前向きで穏やかな方でうまくやっていけそうだと思いました。この上司は、人手不足ゆえにやや業務過多でパンク気味になっているように見えますので、おそらくその補佐役ないしは早くその仕事を分け合うことを私に期待して私を採用したのだろうなと想像できました。
また、早速会議にも出席しましたが、前職の会議よりはプレッシャーが小さそうで少し安心しました。もちろん話している内容の全てを理解できるはずはないのですが、なぜか最後にコメントを求められたので、たじろぎながらも前職での経験を交えながら思ったことを取り留めもなく話していたら、早くも私も人脈を生かしたミッションを持つことが決まってしまいました。
やるべきことがその場ですぐさま決まるというのは良い会議ですね。でも私、まだこの会社で仮免状態ですし、通勤が疲れるとか言ってる貧弱な段階だというのに大丈夫でしょうかね?まあ、やれることはやれるところまでやりますよ。前職の人脈や経験を活かすというのも、会社から期待されていることの一つですから、今の会社での経験が浅いうちは手持ちの過去の遺産で食い繋ぎながらレベルアップを進めるというのは正当な生き方であり会社への貢献の仕方でしょう。
そうは言っても、冒頭に書いた通りまだ私は「朝出社できたら100点満点」と本気で言っているような状態ですから、やはり無理をしない程度に少しずつやっていきたいです。
実際、今週はひどく疲れている身体的サインも出ていますので、やはり無理は禁物です。目の前の課題を一つずつクリアしていけばそれで良いのです。周囲からの期待と自分のやる気と心身の健康状態が不一致になることはよくあります。言うまでもなく最優先は心身の健康です。何が大事なのかを見失わないようにしたいです。
そしてリワークのフォロー面談にも行って報告してきました。イキイキしていると言われたので、とりあえず客観的に見ても大丈夫なんでしょう。まだ実際の業務は本格的には始まっていませんしね。
久々にリワークのスタッフさんに気遣ってもらえて嬉しかったのと、リワーク流のメンタルチェックの仕方に触れられたのも良かったです。結構しっかり突っ込んでチェックされるんですよね。自分ひとりでは気付けないポイントに気がつけます。
ということで、まずは通勤に慣れていくというところから徐々にステップアップしていくことにします。メンタル不調からの社会復帰に無理は禁物ですし、うつの再発防止について職場の人たちは素人です。自分自身でコントロールしていく必要がありますから、リワークのアフターフォローや主治医の力を借りながら上手に離陸していきたいと思います。
しばらくはこんな調子でのんびりとした報告が続くと思いますが、ぜひ次回もお付き合いください。