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リワーク日記62 転職先でアサーティブコミュニケーションを浸透させたい

メンタル休職から転職して社会復帰に漕ぎ着けた私ですが、転職先の上司さんが忙しすぎて未だに私の担当業務が決まりません。前回の記事で、今週には私の担当業務が発表されると書いたのですが、発表されませんでした。うーん、残念ですね。

待てど暮らせど一向に発表されるそぶりもなく、遅れるという一言もないので督促してみたところ、代わりに検討中の案を見せてもらいました。まだ変更になる可能性もあるそうですが、これで確定なら特に依存はない案でしたし、決定前の情報を事前に教えてもらえたのでとりあえずはよしとします。

それにしても、この上司さんは期限破りの常習犯ですね。しかも他人から課せられた期限だけでなく、自分で宣言した期限も忘れて破って自ら信頼を傷つける人です。この件に限らず、色々と締め切りを踏み倒しているのをこの1ヶ月間で何度も目にしました。私は期限破りは嫌いですので、このあたりは今後衝突の火種になってしまいそうな予感がします。

ただ、私自身が「〆切は守らなければいけない」という価値観を持っていて、反対に上司さんは持っていないという違いがあるとあらかじめ理解しておけば、無駄に怒ったり「上司に軽んじられているのではないか」などの不安を覚えたりストレスを感じることを和らげられます。

自分自身の価値観、認知、解釈のクセを知り、そして他者は自分とは異なる価値観、認知、解釈を持っていると知っておくことは大事です。どちらが正しいかではなく異なっているのであり、他者の価値観を変えさせようと試みるのをやめるだけでだいぶ気が楽です。リワークで教わったストレス対処が役に立ちますね。

それにしても〆切無視の癖は会社の中では随分と問題のもとになりそうですが、それは私でなく上司さん自身が対処すべき問題です。本人は仕事に優先順位をつけて行動しているつもりのようですが、そもそも仕事を引き受けすぎているように見えますので、それも焼石に水です。

働き手の習性としてこのよう場合、周囲は〆切破りを見越して上司さん向けには〆切を30%早めて依頼するだけですが、そうすると上司さんの手元にはやけに短納期の仕事ばかりが積み上がっていき、ますます上司さんは時間的余裕がない中で業務をこなさないといけなくなります。負のループ突入ですね。

やはり私の担当業務を早く決めて、私の早期の独り立ちを促し、ご自分の負担を減らした方が中長期的な観点からは良いのではないかと思ってしまいますが、きっと目の前のことで精一杯なのでしょうね。きっといつ決めるかをいつ決めるかも決まっていない状況でしょう。

現時点では決定が遅れたとしても私の給料が減るわけでもありませんし、候補の業務の予習をする時間も確保できますので、私としては構いません。上司さんには頑張ってもらいたいですね。

さて先日、会社からコンプライアンスに関するアンケートが回ってきました。働きがいを持てているか、職場でのコミュニケーションに問題はないか、不正やハラスメントが行われていないか、そうしたものを見かけたことはないか、相談通報窓口を把握しているかなどを質問される一般的な内容でした。

私はまだ全然働いていないので働きがいがどうとか言える状態ではありませんが、社内のコミュニケーションの良質化とハラスメント防止を目的としてアサーティブコミュニケーションを取り入れたらどうかと自由記述欄に書いておきました。リワークで学んだことを会社にも提案したわけです。

相互尊重をしたうえでお互いに考えを言い合う技法として優れていると思いますし、メンタル不調経験者の私としてはアサーティブな職場環境づくりは私自身の利益でもあります。いつまでも昭和時代のコミュニケーションを続けている人はどこにでもいますが、その利点や恩恵よりも弊害を大きく感じる人の方が増えているはずです。その葛藤の解決法としてアサーティブコミュニケーションを粘り強く発信して社内に浸透させていくための第一歩になりました。

もちろんこれから私自身が、少しずつでもお互いの意見を尊重し合えるコミュニケーションを心がけていきたいです。

ということで、なかなか新天地での職場定着が進みませんが、ゆっくりやって行きたいと思います。まずは自分の精神的な健康が一番です。無理せず焦らずやれればそれで良いのです。




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