リワーク日記20 没頭しすぎる性質について少し分析して対策を考えてみる
前回のリワーク日記19では、リワークでの疑似業務体験を通して、私自身ののめり込みやすい性質を発見したことを書きました。
今回はその性質についてももう少し詳しく分析してみたことを書いてみたいと思います。
目の前の課題や作業に没頭してしまい際限がなくなるという現象はどのようなものなのか、仕事の現場について当てはめて考えてみると、おおよそ以下のように言えるかと思います。
何かの仕事をしようとした時、大まかに分けると、インプットとアウトプットの二つになりますね。事例を調査したり、データを集めたり、文献調査をしたり、有用なツールを探したりして自分の中に仕事を遂行する上での知識・データ等を収集し吸収するのがインプット。アウトプットは、それらをもとに今課題になっている案件の解の案や最適な方法を組み立て書類にまとめたり提案したりする作業です。
私の場合は、インプットを始めるとインプットの作業に没頭して止まらなくなり、なかなかアウトプットに切り替えられません。また、逆に一度アウトプットに移行するとこのやり方がベストなのかどうかが気になり始め、延々とアウトプット完了(例えば提出書類完成)に至りません。
つまり、私の没頭癖は、ケリをつけて次に移ったり、完成させて切り替える機能が弱すぎるとも言えるのです。
落とし物ボックスを用意するために、海外の落とし物ボックスの事例まで調べたのは私くらいのものでしょう。はっきり言って、やりすぎです。ケリをつける能力がもう少し備わっていれば、ここまでやらなくてもできたはずです。
そして実は、これはなかなか決められない優柔不断さや、踏ん切りの悪さ、様々なことを気にしすぎてなかなか一歩を踏み出せない腰の重さ、行動力の無さにも通じます。
区切りをつけて次へ移行するやり方について考えてみる必要がありそうです。
ただこの没頭癖は良い部分でもあります。他の人よりちょっと長めに粘って問題を掘り下げることができるわけですから、他の人からは出てこない独自の視点を掘り起こすことができるという利点もあります。
今回の落とし物ボックスでも、スタッフの方が考えていなかったようなリスクを掘り起こして提案につなげました。
理想としては、蛇口をひねって流量を調整するように、没頭癖を調整できれば最高ですね、と言う話です。必要な時には蛇口をMAXにして、そんなに必要のない時には蛇口を閉めるというように。
まあ、そこまでうまく行くのかとは思いますが、少しでもできるようになれば良いです。せめて区切りの付け方は上達したいです。
いろいろ発見があります。リワークには行った方が良いと思いました。