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ユーモアエッセイ

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日常で感じたユーモアネタを書き連ねるエッセイ集
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#エッセイ

おにぎり屋さん

おにぎり屋さん

息子を保育園に預け、駅に向かう途中、商店街におにぎり屋さんがある。
ほぼ毎日3つ買っている。
さすがに常連だと思う。
実はおにぎり屋さんのお嬢さんは一緒のマンションなのだ。
以前大家さんとの雑談の中で教えてくれた。
大家さんもおにぎりを買っているそうで、
お店の前を通る時に売れ残りがあると、大丈夫かしらと思うそうだ。
私もちょっと応援する意味でも買いに行っている。

お嬢さんとはいつもカウンター越

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五徳の活用方法を息子から学んだ

五徳の活用方法を息子から学んだ

息子の背が高くなり、コンロに手が届くようになった

コンロは常にロックしているが、ロックを外して火をつけようとする
とても危ない
とりあえずコンロ周辺にはモノを置かないことにした

この前は五徳をつかんで取り外した
五徳を頭の上に乗せて王冠みたいにしていた
その姿がおもしろかった(かわいかった)

私の頭の上にも乗せようとしたので、頭を差し出した
私は五徳を頭に乗せて
「人類史上、初めて五徳を王冠

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競艇デートの甘酸っぱい思い出

競艇デートの甘酸っぱい思い出

2年ほど前、夫に連れられて初めて競艇場に行った
競馬デートは聞くが競艇デートはレアな感じがした
私は競艇場にダークなイメージを持っていた
ワクワクと怖いものみたさ半々の心持ちで競艇場に向かった

競艇場を往復する専用バスに乗ることになった
ポツポツとどこからともなくバス停に集まり始めるおじさん達
イメージ通りのおじさん達だ
(ネズミ色のジャンパー&キャップ率高め)
近くにいたおじさん二人が年金がど

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わたしのスキンケア遍歴

わたしのスキンケア遍歴

大学2年生の夏
ニキビが顔全体に大量発生した
それまで数個できることはあったものの顔全体に広がるのは初めて
かなりのショックを受けた
恥ずかしくて、出かけるときは帽子で顔を隠して過ごした
メイクもできない
どうしようもなく鬱々とした日々を過ごしていた

そんなある日、本屋であやや(松浦亜弥)のファンブックをたまたま手に取り、立ち読みした
あややのお肌はつやつや毛穴レス
え、なんでこんなにキレイなの

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いつもと違うゾワゾワする感覚の正体

いつもと違うゾワゾワする感覚の正体

子供の頃、いつもと違うゾワゾワする感覚を味わうためにしていたこと

布団の上で、いつもの向きと上下入れ替えて寝転がること

たちまち天井の見え方が変わる

まるで旅館に来たような新鮮な感覚が味わえた
(なんて安上がりな旅気分だろうか)

大人になり、いつもと違うゾワゾワする感覚を味わうためにしていること

電車内では天井の蛍光灯を見ること

たくさんの蛍光灯が2列に整然と並んでいる
まるでどこかの

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恥ずかしいをユーモアネタにしちゃうのもアリ?

恥ずかしいをユーモアネタにしちゃうのもアリ?

小学2年生のとき
私は教室で粗相をした
とっても恥ずかしい経験の一つ

ある日の授業中
担任の先生はみんなの前で怒っていた
何について怒っていたのかは記憶にない
教室内はとても緊張した雰囲気だった

そんなバッドタイミングで私はトイレに行きたくなった

無口でシャイな性格の私は
手を挙げて 
「先生、トイレに行ってもいいですか」が言えるはずもなく
とりあえずガマンガマン…

ブルマを履いているから

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かわいいものは人を幸せにする

かわいいものは人を幸せにする

みなさんはかわいいものと聞いて何が思い浮かぶだろうか?

子ネコ?赤ちゃん?ディズニーキャラクター?

私が思うかわいいものは
「10円玉のちっちゃいリボン」

は?

は、じゃなくて!

ちっちゃいリボンなんてあったっけ?
と思われた方は

今すぐ!
財布から10円玉を取り出して
確認してください!!

(確認時間)

ほら、どうですか?

とてもかわいいでしょう

ほっこりしたでしょう
(ドヤ

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自分だけのユーモア鉄板エピソードをつくる秘訣

自分だけのユーモア鉄板エピソードをつくる秘訣

ユーモアセンスがないとお悩みの方にお伝えしたい
自分だけのユーモア鉄板エピソードをつくる秘訣

正直、勘違いを人に話すのは恥ずかしい!

できたらナイショにしておきたい!

しかし、
その恥ずかしさを乗り越えて
人に話せたとき、
自分だけのユーモア鉄板エピソードに
できる

もっとみんな勘違いを語り合いましょう
(謎の啓蒙活動)

というわけでまずは
私のユーモア鉄板エピソード、ドン!

【子供の

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コンビニで肉まん頼めないオンナ

コンビニで肉まん頼めないオンナ

コンビニに持つイメージは人それぞれだろう

私は子供の頃、コンビニに「怖い」というイメージを持っていた

田舎で育ったこともあり、
コンビニはヤンキーがうんこ座りしてたむろっていた

なんだか大人の場所、子供は入りづらい場所

近くに食品スーパーがあったので、
わざわざコンビニなんて利用する必要がなかった

社会人になり、コンビニを日常使いするようになり、身近な存在となった

さすがに怖いイメージ

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夫の毛が観葉植物になった日

夫の毛が観葉植物になった日

ある日の午後
家でゴロゴロしているとき

ふと夫の足の親指の毛が目に入った

結構長くて驚いた
まるで雑草みたいだ

Theムダ毛!
ムダ毛の中のムダ毛!
キングオブムダ毛!

息子(1歳)に触らせようとしたら
嫌な顔して怖がった
(虫かなにかと思ったのだろうか)

しかし

夫はその毛を「気に入っている」と言った

ウソだろ…
お気に入りの毛…?
毛を愛でるとは?

ムダ毛とムダじゃない毛が存在

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おもしろかった(おもしろくした)町田リス園体験レポ

おもしろかった(おもしろくした)町田リス園体験レポ

数ヶ月前からなぜか行きたいと思っていた町田リス園

とうとう先日行くことができたので早速体験レポートします!

最近、息子はテレビに犬や猫が出ると声を上げて指を指し興奮するようになったのもあるし、
初めて本物の動物に触れ合ったとき、
果たして息子がどんな反応をするのか楽しみだなと思ってワクワクしながら向かった

入園してすぐ目に入ったもの

使用禁止のテープがバーンと貼られている顔はめパネルが3つ

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