シェア
めだまオヤジ
2017年2月18日 06:36
きょがくあせい―――――――――――――――――――学問の道理を曲げて、権力や世間に気に入られるように振る舞うこと。「曲学」は道理を曲げた学問のこと。「阿世」は世に気に入られるように振る舞うこと。―――――――――――――――――――「曲学」 真理をまげた学問「阿世」 世間の人におもねること 世俗にこびへつらうこと学問の真理にそむいて時代の好みにおもねり、世間
2017年2月12日 17:26
しゅびいっかん―――――――――――――――――――最初から最後まで、一つの方針や態度で貫かれていること。「首」は頭の意味。「首尾」は始めと終わり。最初から最後まで。―――――――――――――――――――「首尾」とは「首」から「尾」まで頭から尻尾まで最初から最後まで「一貫」とは一つの方針で貫かれていること人生 そのものが「首尾一貫」の人はいるのでしょうか?無駄な回り道
2017年2月8日 08:30
いっちはんかい―――――――――――――――――――少ししか分かっておらず、十分に理解していないこと。生かじり。一つの事を知っているが半分しか理解していない意。―――――――――――――――――――「一知」 ひとつのことを知っている。「半解」 半分理解している。 一つのことを知っているが、その半分しか理解できていない。私などは、こういうことがほとんどかもしれません。表面だけ分か
2017年2月6日 13:16
まんしんそうい―――――――――――――――――――からだじゅうが傷だらけの様子。また、ひどく非難されて痛めつけられること。「満身」はからだじゅうの意。「創」「痍」はともに傷のこと。―――――――――――――――――――「満身」 からだじゅう。「創痍」 刃物によって受けた傷、切り傷。からだじゅう、全身が切り傷の傷だらけの状態。また、ひどく非難されて痛めつけられること。心が
2017年2月5日 13:06
あびきょうかん―――――――――――――――――――非常な辛苦の中で号泣し、救いを求めるさま。非常に悲惨でむごたらしいさま。地獄に落ちた亡者が、責め苦に堪えられずに大声で泣きわめくような状況の意から。「阿鼻」は仏教で説く八熱地獄の無間(むけん)地獄。現世で父母を殺すなどの最悪の大罪を犯した者が落ちて、猛火に身を焼かれる地獄。「叫喚」は泣き叫ぶこと。一説に八熱地獄の一つの大叫喚地獄(釜ゆでの
2017年1月31日 18:56
こうがんむち―――――――――――――――――――厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、自分の都合や思惑だけで行動すること。「厚顔」は厚かましいこと。ずうずうしいさま。面の皮が厚いこと。―――――――――――――――――――「厚顔」 顔の皮が厚い。生意気。無礼。「無恥」 恥を恥とも思わないこと。またそのさま。面(つら)の皮(かわ)が厚い➡恥を恥とも思わない。ずうず
2017年1月29日 18:23
がしんしょうたん―――――――――――――――――――将来の成功を期して苦労に耐えること。薪の上に寝て苦いきもをなめる意から。「臥」はふし寝る意。「薪」はたきぎ。「嘗」はなめること。「胆」は苦いきも。もとは敗戦の恥をすすぎ仇を討とうと、労苦を自身に課して苦労を重ねること。―――――――――――――――――――「臥」 横になってねる。うつぶせになる。「薪」 まき。たきぎ。「嘗」
2017年1月19日 10:37
ひゃっかりょうらん―――――――――――――――――――いろいろの花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。「百花」は種々の多くの花、いろいろな花の意。「繚乱」は花などがたくさん咲き乱れている様子。いろいろな花が、はなやかに美しく咲き乱れることから。―――――――――――――――――――「百花」は多くの花、いろいろの花。「繚」
2017年1月12日 19:32
いちいたいすい―――――――――――――――――――一筋の帯のように、細く長い川や海峡。転じて、両者の間に一筋の細い川ほどの狭い隔たりがあるだけで、きわめて近接しているたとえ。「衣帯」は衣服の帯。細く長いたとえ。「水」は川や海などをいう。―――――――――――――――――――「一」 一筋の「衣帯」 衣服の帯「水」 川や海一筋の、衣服の帯のような、川。転じて、一筋の細い川ほ
2017年1月3日 12:51
ゆうゆうかんえい―――――――――――――――――――ゆったりとした心で学問や芸術を深く味わうこと。「優游」はゆったりとしているさま。「涵泳」は水に浸り、泳ぐ意で、じっくりと味わうこと。―――――――――――――――――――「優游」 やさしく泳ぐ。「涵泳」 水に浸って泳ぐ。両方で、水に浸ってやさしく泳ぐこと。それから転じて、ゆったりした心で学問や芸術を深く味わうこと。「
2016年12月31日 22:32
どばじゅうが―――――――――――――――――――才能がない人でも、努力すれば才能のある人に並ぶことができるということのたとえ。「駑馬」は足の遅い馬。足の速い馬は一日で千里もの距離を走るが、足の遅い馬でも十日も走り続ければ追いつけるという意味から。―――――――――――――――――――「駑」 のろい馬。にぶい。おろか。「駕」 ①馬に乗る。②追い越す。しのぐ。足の遅い馬でも、十日も走
2016年12月31日 13:51
2016年12月30日 20:12
ていがくのじょう―――――――――――――――――――仲が良く美しい兄弟の情のこと。「棣」は庭梅のこと。「鄂」は花のがくのこと。庭梅の花はがくが寄り添って美しく咲くことから。―――――――――――――――――――庭梅の鄂は、寄り添って美しく咲くことから、仲が良く、美しい兄弟の情のこと。仲がよい兄弟の情のことを表現するのに、庭梅の鄂を出すとは思いませんでした。別のことで表現し
2016年12月25日 16:42
ちょうけいうかい―――――――――――――――――――首が長く、口がとがっている顔立ち。「頸」は首、「烏喙」は鳥のからすのくちばしのことで、とがった口という意味。残忍で疑い深く、強欲な人の顔立ちとされ、苦労をともにすることはできるが、一緒にいても穏やかな気持ちでいることはできないとされる。中国の春秋時代、越の王の勾践のことを、茫蠡が許した言葉から。―――――――――――――――――――