めだまオヤジ

年齢60代。四字熟語の旅に出てからもう6年になる。まだまだ四字熟語の全体像は見えない。ありとあらゆる四字熟語を調べ尽くしたなら、新しい何かが見えてくるはずである。いつになったら頂上の景色を見ることができるだろうか?まだまだ修行の旅は続きそうである。

めだまオヤジ

年齢60代。四字熟語の旅に出てからもう6年になる。まだまだ四字熟語の全体像は見えない。ありとあらゆる四字熟語を調べ尽くしたなら、新しい何かが見えてくるはずである。いつになったら頂上の景色を見ることができるだろうか?まだまだ修行の旅は続きそうである。

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燃眉之急(ねんびのきゅう)

    • 「附贅懸疣」を考える

      ふぜいけんゆう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 必要がなく、迷惑なだけのこと。 「附」はくっつくこと。 「贅」と「疣」はどちらもこぶやいぼのこと。 「懸」はぶらさがると。 くっついていたり、ぶら下がったりするいぼやこぶということから。 「附贅」は 「付贅」とも、 「懸疣」は「懸肬」とも書く。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「附」 ①添え加える。ます。つける。 ②つきしたがう。 「贅」 ①よけいなものをつけ加える。役に立たないよけいなもの。 ②元来あるもので

      • 附贅懸疣(ふぜいけんゆう)

        • 「破邪顕正」を考える

          はじゃけんしょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 不正を打破して、正しい行いを示して守ること。 仏教の言葉で、邪説を打破して、正しい仏教の道を指し示すことをいう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「破」 ①物をこわす。こわれる。 ②従来の体制をくずす。 「邪」 ①正しくない。心がねじけている。まがっている。よくない。よこしま。 ②有害である。 「顕」 ①よく目立つ。明らか。 ②目に見えるようになる。あらわれる。あらわす。明らかになる。明らかにする。

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        • 四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える
          614本
        • 四字熟語を考える―3
          361本
        • 四字熟語の「書」―3
          369本
        • 四字熟語の「書」―2
          102本
        • 四字熟語で学ぶ―1 ◯四字熟語の書◯四字熟語を考える
          100本
        • 四字熟語で学ぶ―4 ◯四字熟語の書 ◯四字熟語を考える
          100本

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          破邪顕正(はじゃけんしょう)

          破邪顕正(はじゃけんしょう)

          「前倨後恭 」を考える

          ぜんきょこうきょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 調子にのって横暴な態度をとっていたが、 急に態度を変えて、相手にへつらうようにすること。 「倨」は偉そうな態度をとること。 「恭」は礼儀正しく丁寧なこと。 中国の戦国時代の遊説家の蘇秦は諸国を放浪して貧しくなって故郷に帰ると、家族は偉そうに馬鹿にした態度をとった。 蘇秦は、その後に六国の宰相になって故郷に帰ると、家族は腰を低くして丁寧に迎え、媚びへつらったという故事から。 「前(さき)には倨(おご)りて後(のち)には

          「前倨後恭 」を考える

          前倨後恭(ぜんきょこうきょう)

          前倨後恭(ぜんきょこうきょう)

          「澹然無極 」を考える

          たんぜんむきょく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この上なく静かで穏やかなこと。 「澹然」は静かで穏やかなこと。 「無極」は程度が甚だしいこと。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「澹」 うごく、しずかにうごく、水がゆれうごく。 「然」 そのとおり。そのまま。 「無」 ない。存在しない。欠けている。 「極」 この上ないところ。頂点。限界点。 「澹然」 あっさりしているさま、静かなさま。 「無極」 果てがないこと、限りのないこと、またそのさま 「澹然無

          「澹然無極 」を考える

          澹然無極(たんぜんむきょく)

          澹然無極(たんぜんむきょく)

          「 随珠弾雀」を考える

          ずいしゅだんじゃく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 適切でない方法や道具を使用すること。! 特に利益よりも損失が大きい状況のこと。 「随珠」は随侯が大蛇を助けた際に贈られたとされる伝説の宝玉。 「雀」はすずめのこと。貴重な宝玉を、すずめを打ち落とすための弾として使用することから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「随」 ①進むもののあとからついてゆく。したがう。ともをする。 ②成り行きにまかせる。条件にさからわずに動く。 「珠」 ①丸いたま。しんじゅ。ま

          「 随珠弾雀」を考える

          随珠弾雀(ずいしゅだんじゃく)

          随珠弾雀(ずいしゅだんじゃく)

          「柔茹剛吐」を考える

          じゅうじょごうと ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 弱者を見下して、強者に謙(へりくだ)るという、世の常を言う言葉。 「柔茹」は柔らかい食べ物を食べること。 「剛吐」は固い食べ物を吐き出すこと。 「柔(じゅう)なるは茹(くら)い剛(ごう)なるは吐(は)く」とも読む。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「柔」 ①しなやかでやわらかい。やわらか。 ②やわら。 「茹」 ①ゆでる。うだる。ゆでたもの。 ②くう。野菜をたべる。 ③な。野菜。 ④くさる。くさい。 「剛」 つ

          「柔茹剛吐」を考える

          柔茹剛吐(じゅうじょごうと)

          柔茹剛吐(じゅうじょごうと)

          「窺伺傚慕 」を考える

          きしこうぼ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 他人のやり方を覗き見して、同じようにやろうとすること。 「傚慕 」は真似しようとしてみること。 郭タク駝という庭師は木を育てるのがうまく、他の人が覗き見して真似しようとしたが、誰も同じように育てることは出来なかったという故事から。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「窺」 うかがう。のぞく。ねらう。 「伺」 ①訪問する。相手の様子をたずねる。 ②すきまをねらう。機を待つ。 「傚」 ならう。みならう。まねる。 「慕

          「窺伺傚慕 」を考える

          窺伺傚慕 (きしこうぼ)

          窺伺傚慕 (きしこうぼ)

          「蜂目豺声」を考える

          ほうもくさいせい ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 冷酷で残忍な性質の人のこと。 「豺」は気性の荒い、狼に似た山犬のこと。 蜂のように細い目と山犬のような気味の悪い声という意味から。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「蜂」 膜翅(まくし)目の昆虫。丈夫な膜質の羽があり、高等なはちでは産卵管が毒針となって、ふだんは腹の中にしまわれている。ミツバチ・スズメバチなど種類が多い。 「目」 生物の、物を見る働きをする器官。また、その様子・働き。 「豺」 やまいぬ(山犬

          「蜂目豺声」を考える