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四字熟語で学ぶ―6○四字熟語の書○四字熟語を考える

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記事一覧

「附贅懸疣」を考える

ふぜいけんゆう
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必要がなく、迷惑なだけのこと。
「附」はくっつくこと。
「贅」と「疣」はどちらもこぶやいぼのこと。
「懸」はぶらさがると。
くっついていたり、ぶら下がったりするいぼやこぶということから。
「附贅」は 「付贅」とも、
「懸疣」は「懸肬」とも書く。
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「附」 ①添え加える。ます。つける。
②つきしたがう。

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「破邪顕正」を考える

はじゃけんしょう
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不正を打破して、正しい行いを示して守ること。
仏教の言葉で、邪説を打破して、正しい仏教の道を指し示すことをいう。
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「破」 ①物をこわす。こわれる。
②従来の体制をくずす。

「邪」 ①正しくない。心がねじけている。まがっている。よくない。よこしま。
②有害である。

「顕」 ①よく目立つ。明らか。

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「前倨後恭 」を考える

ぜんきょこうきょう
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調子にのって横暴な態度をとっていたが、
急に態度を変えて、相手にへつらうようにすること。
「倨」は偉そうな態度をとること。
「恭」は礼儀正しく丁寧なこと。
中国の戦国時代の遊説家の蘇秦は諸国を放浪して貧しくなって故郷に帰ると、家族は偉そうに馬鹿にした態度をとった。
蘇秦は、その後に六国の宰相になって故郷に帰ると、家族は腰を低くして丁寧に迎

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「澹然無極 」を考える

たんぜんむきょく
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この上なく静かで穏やかなこと。
「澹然」は静かで穏やかなこと。
「無極」は程度が甚だしいこと。
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「澹」 うごく、しずかにうごく、水がゆれうごく。

「然」 そのとおり。そのまま。

「無」 ない。存在しない。欠けている。

「極」 この上ないところ。頂点。限界点。

「澹然」
あっさりしているさま、静

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「 随珠弾雀」を考える

ずいしゅだんじゃく
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適切でない方法や道具を使用すること。!
特に利益よりも損失が大きい状況のこと。
「随珠」は随侯が大蛇を助けた際に贈られたとされる伝説の宝玉。
「雀」はすずめのこと。貴重な宝玉を、すずめを打ち落とすための弾として使用することから。
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「随」 ①進むもののあとからついてゆく。したがう。ともをする。

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「柔茹剛吐」を考える

じゅうじょごうと
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弱者を見下して、強者に謙(へりくだ)るという、世の常を言う言葉。
「柔茹」は柔らかい食べ物を食べること。
「剛吐」は固い食べ物を吐き出すこと。
「柔(じゅう)なるは茹(くら)い剛(ごう)なるは吐(は)く」とも読む。
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「柔」 ①しなやかでやわらかい。やわらか。
②やわら。

「茹」 ①ゆでる。うだる。ゆで

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「窺伺傚慕 」を考える

きしこうぼ
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他人のやり方を覗き見して、同じようにやろうとすること。
「傚慕 」は真似しようとしてみること。
郭タク駝という庭師は木を育てるのがうまく、他の人が覗き見して真似しようとしたが、誰も同じように育てることは出来なかったという故事から。
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「窺」 うかがう。のぞく。ねらう。

「伺」 ①訪問する。相手の様子をたずね

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