「良禽択木」を考える
りょうきんたくぼく
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賢者は君主をしっかりと選んで仕えるということ。
「良禽」は賢い鳥のこと。
賢い鳥は、敵に襲われにくく、食べ物を手に入れやすい場所の木を選んで巣を作るという意味から。
「良禽(りょうきん)は木(き)を択(えら)ぶ」とも読む。
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「良」 物がすぐれてよい。質がよい。
「禽」 鳥類の総称。
「択」 差別を立てる。よいものをより出す。えらぶ。
「木」 地上部の茎つまり幹が木質化して硬く、冬も立ち続ける植物の総称。
「良禽」
良い鳥。賢い鳥。
「択」
木を択(えら)ぶ。
「良禽択木」
賢い鳥は、木を択(えら)ぶ。
賢い鳥は、
敵に襲われにくく、食べ物を手に入れやすい場所の木を選んで巣を作る。
転じて
賢者は君主をしっかりと選んで仕えるということ。
賢い鳥は、
敵に襲われにくい木、
食べ物を手に入れやすい木、
を選ぶ。
転じて
賢い人は、
敵に襲われにくい君主、
食べ物を手に入れやすい君主、
利益が入りやすい君主、
信頼される君主、
そういう君主を選ぶ。
賢い人は、
敵をつくらない友達、
良い事をして、良い事が返ってくる友達、
人望のある友達、
そういう友達を選ぶ。
賢い人は、
付き合う人を選ぶ。
良い人、付き合って、
良い事がありそうな人、
そういう人を選んで、付き合う。
だいたいは、
以上のような意味、
なのではないでしょうか?
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