「燃眉之急」を考える

ねんびのきゅう
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危険がすぐ近くまで迫っていて非常に緊迫した状況のたとえ。
眉が燃えるほど近くに火が迫り、急を要する事態であることから。
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「燃」 火がもえる。もえる。もやす。

「眉」 目の上、ひたいの下辺に横に並
ではえた毛。まゆげ

「之」 ①ゆく、すすむ、いたる。
②是と通じ、代名詞として、これ、この。
③語詞として、所有格、主語の指示、強意、終助詞に用いる。

「急」 物事の起こり方・進み方などが、速く激しいこと。
①さし迫っていて、猶予できない、または危険なさま。緊急の状態・事件。
②にわか。不意。突然。

「燃眉」
眉が燃えること、または眉が燃えるほど火に近づいていることを意味します。転じて、危険が迫っていることのたとえとして使われます。

「之急」
さし迫って、急を要する事態。

「燃眉之急」

眉が燃えるほど、火に近づいていて、
急を要する事態になっている。

転じて

危険が迫っていて、
非常に緊迫した状態である
ことのたとえ。

眉が燃えるほどに、
火に近づいている。

眉以外にも、燃えそうなところが
ありそうです。

燃えやすい服を着ていたら、
眉の前に服が燃えそうです。

とにかく、火がつきそうなくらい、
危険が迫っている状態のことを、
表現した、四字熟語のようです。

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めだまオヤジ
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。