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# 10 冗談でも、したくないこと。
自分のことを蔑んだり、
わざと自分を悪く言ったりする人がいますが、
“冗談だとしても、私はそうしたくない”
と思う気持ちに出会う日がありました。
自分に非がある場合、反省はする。
けれど必要以上に自分を責めない、いじらない。
自分から蔑みに行く必要はない、と。
なぜなら、私自身が私自身を
いつも、「1人の人間」としてリスペクトしたい気持ちがあるからです。
そして「言葉の持つ力」をずっと感じて生きてきたからです。
“言霊”という言葉があるように、
発する言葉には力が宿ると考えます。
わたしがこれまで口に出してきた事は、
今思い返せば長い時をかけて少しずつ叶ってきています。
叶えるように動いてきたのもありますが、
小さい頃からよくリストにして書いていたり
家族や友人にも日々の会話の中で何気な〜く、
口にしていたのもあります。
その度にわたしの夢はこれだ!と明確にできていたし、ブレずに達成のために必要なものやことを集めるように行動できたと思います。
口にすることでどんな効果があるかというと
本当に達成できるんだろうか、、と半分
思っていたとしても、もう半分はきっといつかは大丈夫だという気持ちで心の片隅に置いておけるのです。
言葉はその人の行動に作用する。
言葉はその人の潜在意識に作用する。
と思っています。
回り道なお話をしたけれど、だから逆も然りと思うのです。
言葉の力が悪い方へ作用する可能性もある。
自分を偽りの言葉で繕ったり
蔑むような言葉を自分自身に浴びせ続けたら、
いつかそれが本当のことと自分で思い込んでしまうんじゃないかと、怖い。とすら思います。
また普段の生活の中で
ありのままの自分であることは時に難しかったり、小っ恥ずかしいものかもしれない。
それを上手く回そうとして
あえて自分という人間を下に下に提示することもあると思います。
だけどそれを続けていたら自分自身に暗示をかけていると同時に、他人にも“そういう人と認識してください”と、言っているようなもの。
要するに、言い方は悪いけど
低くみられる可能性だってあるのです。
意に反して。
今わたしがたどり着く答えは
まずは身近な人に素直に、
自分のことを蔑んだり悪く言ったりせず
自分という人間について少し肯定的な状態で
思いついたことや考えていることを話してみることができたら。
自分という人間を少しずつリスペクトできるようになり、自分のなりたい姿にもっと素直になれて、
結果的に自分の夢実現の近道となっているかもしれません。
かくいう私も、ふとした瞬間自分に対する
マイナスな感情に引きずられそうになることもあるわけですが、
まずは自分という世界に1人しかいない人間を、他人と同じようにリスペクトするというところから始まるのかなと思ったりして
今日はこのテーマで書いてみたわけです。