学校からの電話にドキッとする前に|連絡の目的は5つだけ!
スマホの画面に映される、学校からの着信。表示を見たとき、いつもドキッとしませんか?わが子が何かトラブルを起こしたのか、もしくは巻き込まれたのか?話を聞くまで、気が気ではありませんよね。
そこで、今日は、教員の視点から「学校が電話するときの目的」をご紹介します。実は事務的な要件の方が多いので、知っておくと安心できます。
☎️電話の要件
①早退連絡
②怪我の報告
③欠席連絡
④確認の連絡
⑤トラブルの報告
学校からの電話の要件
早退連絡
熱がある、体調がよくない等
「これ以上授業に参加できなさそう」と判断したとき連絡をします。
保健室利用は、基本一日1時間。
ほんとに体調不良もあれば、精神的な理由も多いです。
わたし自身も高校生の頃は「今日はダメな日」ってのがありました。
家でしっかり休んで、元気になって学校に来てほしい。そんな気持ちで連絡を入れます。
怪我の報告
体育や授業で怪我をしたときに、連絡を入れます。
ほんのかすり傷であれば連絡はしませんが、怪我の程度が深かったり、目や頭など特に大事な部位の怪我であれば、連絡します。
中学生なので子どもが事情を話せるとしても、学校から連絡を入れることで、「すみません」の謝罪と「心配しています」の思いを伝え、信頼関係を築く目的もあります。
体調の確認
欠席した日は、明日の時間割や準備物について連絡をします。
また体調の経過について確認するのも目的です。
欠席が3日以上続くときは、「家庭訪問してもいいですか?」と聞くことも。
ほとんどの体調不良は2日あれば治るものです。
3日も欠席が続くのは、行きたくない理由がある。
親御さんも心配が募る3日目に、電話だけでなく、顔を合わせて話をする機会を取ること。
「実は……」
顔を合わせると、困っていることを口に出してくれることもあります。
クラスや部活での人間関係が問題ならば、学校に持ち帰り、他の教員と連携をとりながら、安心して学校に通えるように動きます。
確認のお願い
コロナ禍を経て、ネット連絡は進んだのでしょうかね?
私の5年前までの経験では、連絡は全て紙でした。
・三者懇談の希望票
・参観日の出席票
・教材の購入票
など、細々と集めるものがありました。
プリントをもらった途端、机の中にクシャッとする勢もいるので、1〜2割は家庭に届かないのが常……。
「三者懇談の希望表もらっていますか?(締め切り過ぎてます)」
「◯◯をよく忘れているので、用意をお願いしていいですか?」
希望票や準備物が揃わないと次にいけないので、連絡をさせてもらいます。
地味な要件なんですが…これが、よくある。
トラブルの報告
学校では毎日トラブルが起こります。小さなトラブルから、大きなトラブルまで。思春期の40人が一つの箱に入っているので、当たり前ですよね。
喧嘩のような大きなトラブルが起きたときは、何が、なぜ、どのように起こったのかを説明します。
また、それに対する今後の対策、ケアについても報告します。
▼私は手元にメモがないと安心してしゃべれないので、こんな風にしていました。
まずは加害者側から連絡し、次に被害者側に連絡をします。
ジャイアン家が「のび家に謝らないと」と言ってくれた場合は、その旨もふまえて、のび家に連絡します。
ただトラブルの受け止め方は各家庭によって違うので、「いや、のび太くんのここが悪かったはず!!」と思いがある場合は、それも受け止めながらお話を聞きます。
感情的になるケースも多いので、何年経ってもこの電話は緊張しました。(今でも思い出すと胃がキュッとなります😅)
教員の本音!電話連絡のお願いごと
留守電の設定をお願いします
お仕事で忙しくされていることは分かるので、簡単な要件であれば留守電に入れるだけで済むこともあります。
また掛け直していただく必要もないので、お互い気が楽ですよね。
「話し合い」をしましょう
ここからは、一教員としての切実な思いとして捉えてください。
大切なお子さんが楽しく学校生活を送れることを、私たち教員は願っています。癖の強い教員もいますが、ほとんどの先生は子どものためを思い、朝から晩まで働いています。
ですので、教員の声に、ちょっとでも耳を傾けてほしいなと思うのです。
「その指導は間違っている!」
「何年教員をやっているの!?」
「そんなことは学校でやってください!」
一方的に否定されると、悲しくなります。
至らなさは受け止めますので、冷静に、これからどうお子さんを導いていくかの話し合いがしたいです。
先生たちと信頼関係を築こう
学校は外から見えない部分も多く、不審に思われる点も多々あるかと思います。
ですが、教員たちも親御さんたちに信頼してもらおうと、不器用ながら手を尽くしています。
5年先、10年先を見据えた目線で、一緒にお子さんの教育について考えてみませんか?
その目線を得たとき、きっと学校からの電話も、落ち着いて取れますよ☺️
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✒️プロフィール
文筆屋ことロップ代表
茨木彩菜〈ペンネームはアヤコ〉
幼少期から日記、エッセイ、小説を執筆する。大学卒業後は中学校国語教員を務め、出産をきっかけにwebライターに。多世代共生社会実現のため、介護職に従事。現在は文章コンサルタントとして、「自信を持って書ける人」を増やす活動に専念する。
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