夫に「あなたは100点だよ」と言ったら私が泣いてしまった話
夫は、自己肯定感が低い。
「自分に価値を見出せない」と彼はよく言う。
でも、私のことはたくさん褒めてくれる。
「その服似合ってるよ」
「今日もかわいいね」←ほんとに言う
「〜してくれて、ありがとう」
愛のある言葉のシャワーをくれる。
note読者ならお分かりの通り、私はプライドが高く、見栄っ張りで、小賢しい女なのだ。そんな私をかわいがる時点で、彼は徳がある。
だけれど、口を開くと、自分を卑下するので、パートナーとしては悲しくてしょうがなかった。
「そんなことないよ」
と私は言うけど、これ以上の言葉は恥ずかしくて言えなかった。
でも、「想い」は言葉にしないと伝わらないのだ。
Netflixの変身番組『クィアアイ』で、ファビュラスな5人組はクライアントに、
「あなたは今もゴージャス」
「言ってみて、自分は『イケてる』って」
「君は十分素敵だよ」
と心の底から愛を与える。なんの恥じらいもなく。
私はファブ5になりたかった。
愛の言葉をかけて、「私って素敵かも」と思い出してもらえるような、そんなきっかけを与えられる人になりたい。
だから、まずは、私が夫にとってのファブ5、愛をかけてくれる人になろうと思った。
「私のこと100点って思うでしょ?」
「うん」
「だから、私と一緒にいるあなたも100点なんだよ。0点っていつも言うけど、子どもの世話もしてくれるし、晩ご飯も作ってくれる。おかげで私は仕事が捗って、気兼ねなく家に帰れる。」
「なんの価値もないって言うけど、あなたはもう十分100点なんだよ」
そう言ってるうちに、涙がポロポロ出てきた。
泣くつもりもなかったのに、思いが溢れて止まらなくなった。
変身番組を好きなのは、服や髪型を変える、そんな些細な変化で「私は価値があるのかもしれない」とクライアントが思い出すからだ。
膝を抱えていた人が、自信を取り戻す瞬間を見ると、いつも胸が熱くなった。
埃を被ったパソコンを、ふっと息を吐いて埃を落とす。綺麗な布で拭ってやれば、新品のように見違える。パソコンの性能は何も変わっていないのに。
人の魅力も、そうなのだ。
埃をかぶったり、誰かと比較したりすると、見えにくくなるだけ。
そこにある美しさは、変わらない。
私は滅多に泣いたりしないので、夫はとてもびっくりしていた。
けれど、「そんなふうに言ってもらえて、よかった」と心の底からホッとしたように言ってくれた。
ファッションコンサルさんと変身企画を準備している私。
変身には特別な準備が必要だと思っていたけれど、そんなことなかった。
私は言葉で愛を与えられる、ファビュラスな文筆家。
家族に愛のシャワーをかけるだけで、私はファブ5になれたのだ。
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