人は一人では成長できない
今日は
長男の12歳の誕生日です。
何年経っても
生まれた日のこと
生まれるまでの日のことは
昨日のことのように想いだします。
長男が生まれたことで
わたしは
一つの布石が投げられた、と
感じています。
それまでたくさん人間関係に悩んできたわたし。
その悩みの根源は
【嫌われたくない】という
わたしの想いが引き起こしたもの。
嫌われると
必要とされなくなって
孤独になる
そう思い込んでいたわたしに
揺らぎを与えたのが
長男でした。
こんなにも大好きなのに
こんなにも愛おしいのに
どうしてこんなに
我が子に怒りが溢れて止まらないのか?
その怒りの根源は
【恐れ】だったんだろうな、と
今思います。
もっと優しい子に
もっと賢い子に
もっと気遣いのできる子に
もっと誰とでも仲良くなれる子に
もっと、もっと…!
もっと〇〇でないと
あの子は嫌われる
あの子は必要とされなくなる
あの子は孤独になる
そんな風に
自分の過去を見ていたんだろうなと思います。
逆を言えば
長男が産まれなかったら
今のような心を大切にする生き方は
していなかっただろうと思うのです。
怒り、なんて
完全に封印して
きっとどこかで心が壊れてしまっていただろうな、と思う。
人は一人では成長できない。
ひとりでは
気付けないから。
もともと
人間関係で悩んでいたわたしが
一人でないのに気付くことができなかったのは
気付かないことを
無意識に選んでいてのかもしれない。
だから
いいタイミングで長男が来てくれたんだろうなーなんて、思うのです。
愛おしく
心が強い長男。
12歳になるまでに
たくさんの愛を見せて
わたしをやり直しさせてくれた。
今のわたしが在るのは
長男のおかげだと思う。
逃げられないように
来てくれたんだと思うから。
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