
応募作品と参加した感想など:冬の星々(140字小説コンテスト第4期)
(見出し画は、散歩か買い物途中に見つけたお花です。
名前はわかりませんが、なんだか星のような雰囲気…!)
遅ればせながら…。
先般応募いたしました冬の星々コンテストにつきまして、虹風の応募作品を掲載し、参加した感想等を述べたいと思います。
コンテスト概要や結果等
応募作品
歩道、電車、デパート、水族館、幼稚園…。どれもびっくりしたよね。公園の木みたいに大きくなるんだ、と言っていたっけ。経験した初めては、これから会いに行く星達より多いよ。胸を張って、そう言える。
— 虹風 想蒔 (ニジカゼ ソウマ) (@i_nw_ao_rbdmges) January 10, 2024
「間に合ってよかった。」「相変わらず。でも、母さんのおかげ。」
君の懐は、また一層広がる。
上司からの転送メールに息を呑んだ。「このフレーズが頭から離れず、ダメ元で買いました。おかげさまで、今までの不調が嘘のようです。」私の仕事が一人の命を救った。広告に最も躍らされ、最も助けられているのは私たち。感謝の言葉ほど刺さるコピーを産み出せるか。その問いを解く式は、日々変わる。
— 虹風 想蒔 (ニジカゼ ソウマ) (@i_nw_ao_rbdmges) January 11, 2024
自転車を漕いでいると、背中でピンッと音がした。3日後、人生初の鍼治療を受け、他の部位の不調も体の歪みからきていたと気づかされる。ただ、連れてきた3歳の子どもが側を走りまわっていたからか、どこかほぐれきれなかった。帰宅後、コーヒーを淹れた。香りや味が広がると、ようやく施術は終わった。
— 虹風 想蒔 (ニジカゼ ソウマ) (@i_nw_ao_rbdmges) January 13, 2024
参加した感想等
結果は、いずれも予選通過なりませんでした。
けれども、このコンテストがもたらしてくれた影響は、とても大きなものでした。
といいますのも
・140字小説の存在を知ることができた
・「なんだか面白そう!」と、最後まで楽しむことができた
・普段は色々考えてしまい、なかなか行動にうつせないタイプにもかかわらず、勢いに任せて新しいことに挑戦できた
そんなコンテストとなったためです。
皆様の作品と自分の作品における大きな違いは
・140字と短いにもかかわらず、言葉の使われ方に窮屈さを感じさせず、物事の真理や真髄が深く突き詰められている
・読者によってあるいは同じ読者でも読むときによって、異なる感想を抱けるような余白がある
といったところかなと、なんとなく感じました。
おわりに
そしてこのたび、春の星々コンテストにも3作応募いたしました。
・皆様の冬の星々コンテスト応募作品を読んで気付いたこと
・4月から自身の日常が大きく変わったこと
これらが活かされ、以前より良い作品となっている…かどうかはわかりません。
ただ、少しでもレベルアップしたとみていただけると嬉しいなと思っております。
今は特に読む・書くが滞りがちですが、変化した生活に早く慣れて、ほんのちょっとでもゆとりをもてるようになりたいこの頃です。