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【短歌一首】 雲間より朝の光の組紐はようやく秋の涼を遣はす

雲間より
朝の光の
組紐は
ようやく秋の
涼を遣はす

週明けの10月21日(月)は、気温が11度とかなり涼しい朝を迎えた。
いや涼しいというよりも、前日までが日中25度を越えていて半袖で過ごせる陽気だったので、かなり冷え込むように感じる朝となった。

東の空

ベランダに出ると空気が冷んやりと体を包んで気持ちがいい。ちょっと時間が経つと肌寒く感じるくらい朝の空気は冷えている。

雲間から差し込む光

灰色の雲の隙間からは銀の光の束がいく筋も下界に降りてくる。天は人間界に何かを遣わしてくるのだろうか。

銀の光が降りてくる
上の雲間からは朝日

雲の動きによっては雲の切れ目から朝日が顔を出してくる。昨日までは太陽が直接顔や腕に当たると少し暑く感じたものだったが、今朝はむしろ冬の日のように冷たく眩しい。

朝の南の空
朝の西の空

予報によれば最高気温は21度。いよいよ本当に秋の涼しさがやってきたと信じて良いのだろうか。本当に長く暑かった夏は去ったのか。

朝のニュースでは「秋バテ」というキーワードを出して、寒暖差による自律神経の乱れからくる慢性疲労感や火照り・冷えや食欲不振の対策を専門家が述べている。夏バテの次は今度は秋バテかぁ。 人間界は激しい気候変動と人間同士のトラブルで一年中バテている。

猫間英介



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