伝説の詰将棋
以前、NHK『将棋フォーカス』で紹介された伊藤看守による伝説の詰将棋「寿」。
詰むまで611手もかかるそうだ。
看守は江戸時代の人で、この手数は1955年に破られるまで最多記録を保持したと番組は伝えていた。
番組では誰が記録を破ったかは言及されていなかったが、奥薗幸雄という方である。
作品名は「新扇詰」で、873手詰だ。
発表したのは21才の時で、その十数日後に亡くなったという。
最近まで知る機会がなかったが、とても興味深い天才たちである。
参考文献:『詰むや詰まざるや――将棋無双・将棋図巧』平凡社、東洋文庫282
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