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カフェ、それぞれ

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思いつきで始めてみたジャンル。カフェについて思っていることを、今のところ書く予定。(23.10.08)
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#スキしてみて

待つ人

待つ人

カフェのカウンター席に座ると…時々考える。
「店員さんは待っているんだな」ということを。

お客が自分しかいない時に考えるのだが…
色々準備をして、おもてなしをする態勢は
万全なはずなのだ。

けれども、お客さんは日によって
来たり来なかったりと気まぐれ。
お客さんにも予定があるので仕方ないが、
カフェの店長さんはきっと、
ハラハラして日々を過ごしているのだろう。

これに慣れてしまえば、楽観的に

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放っとかれ度合い

放っとかれ度合い

どこのお店でもそうかもしれないが、
忙しい時に客は放置されるものだ。
(ここでの客とは、既に対応済みの客のこと)

調理場で沢山の注文が一気に来てバタバタ、
ご新規さんが来て、ホールスタッフがバタバタ…
こうなると、既に対応済みのお客さんを
気にかけることはなかなか難しいだろう。

けれども、そんな対応済みのお客さんにも
頻繁にお水を提供してくれるお店もあるから…
自分は静かに感動してしまうのであ

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カウンター席は苦手

カウンター席は苦手

カフェに行った時、案内されない限りは…
カウンター席は避けたいところである。
おひとり様が多いので、
迷惑であろうことは重々承知しているのだが。

窓に面したカウンター席なら話は別だ。
これなら、喜んで座りたい。
でも、店員さんと対峙するカウンター席は…
やっぱり苦手なのである。

店員さんも大変だと、勝手に思ってしまう。
こんなコミュ力の乏しい人間が座ってきて、
接客しなければならないのだ…ゆえ

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カフェでの話題

カフェでの話題

おひとり様カフェのような特殊な形態を除いて、
カフェでは誰かと誰かの話し声が、
当たり前のように聞こえてくる。
これはもはやBGMのような感覚なので、
全く問題ない…と言いたいのだが、
そうは言えない音も時々聞こえてくるわけだ。

ひとつめは商談。
聞こえてくると色々と楽しいし、
勉強にもなるので全く構わない。
けれどもなぜ、喫煙できるカフェで
聞こえてくるのが多いのか…少々謎である。

ふたつめ

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旅先のカフェの窓を見ながら

旅先のカフェの窓を見ながら

この前ちょっと遠出した旅先で、
いつも立ち寄るカフェへ行った時の話。
その土地の名物があるわけではないのだが、
なぜか自然と身体がその店へ向かうのだから、
よほど好きになってしまったんだと思う。

基本的におひとり様の多いカフェ。
会話が聞こえるのは、常連のご老人くらい。
あとは静かに、みんなが各々の時間を楽しむ。

自分はいつも、読書を楽しむのだが…
この日はなかなか集中できず。
仕方がないので

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カフェにある本

カフェにある本

できる限り、そのカフェの雰囲気を吸収したい。
だから、カフェで本などを置いていれば、
自分の読みかけの本を鞄にしまい、
そのお店の本を読むようにしている。

ただ、これは店によりけりで…
自分の読みたいと思える本が多い店もあれば、
全く好みが合わないお店もあるのが事実。
もし、読みたいものがなかった際は…
申し訳ない気持ちを抱きながらも、
鞄に1度しまい込んだ自分の本を取り出す。

自分が日常にお

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カフェでたまにあること

カフェでたまにあること

ランチを済ませた直後にカフェへ入ると…
時々ウトウトしてしまうことがある。
iPadを広げて、作業はしようと思っていた。
けれども、眠くなってしまうから不思議である。

この文章を書く前まで…まさにその状態だった。
別に暖かいわけではなかったけれど、
窓側の席でいい天気だったものだから、
気持ちよくなってしまったのだろう。
(ちょっと疲れていたのもあるかもしれないが)

カフェの店内にいたとしても

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憩いの場見つけ

憩いの場見つけ

北海道(札幌)だと、行列に並ぶ機会は少ない。
個人的にはそう思っているので…
行列に並ぶということに若干の抵抗を感じる。

ゆえに、そういうカフェなどは敬遠してしまう。
以前よく通っていたカフェでも、
人気店になって行列ができるようになると、
自然と足が遠のいてしまうくらいである。

別に嫌いになったわけではない。
ただ、自分が行くような雰囲気ではなくなって
しまっただけのこと…その穴はきっと、

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分かっているフリの結末

分かっているフリの結末

この前、友人とカフェに行った時の話。
自分がちょっと席を外すタイミングがあって、
珈琲の好きな友人に、
自分の珈琲をチョイスしてもらおうと思いつく。

席に戻り、珈琲が届く。
その店の珈琲はオリジナルの名前があるので、
名前を聞いただけではどんな豆か分からない。
ゆえに、実際に飲んでみて…考えるのである。

飲んでみて…苦味が強いと感じたので、
きっと深煎りかそれに近いものだと思った。
自慢げにそ

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投げ捨てたいスマホ

投げ捨てたいスマホ

カフェへ行くと、最近定番の光景と言えば…
スマホで撮影している人ではないだろうか。
こんなことを書いた自分でさえ、
ある程度は撮影してしまう。
もはや、スマホでの撮影は世の中の定番に
なりつつあるのではないだろうか。

ただ、人それぞれ温度差があるようで…
急に立ち上がったかと思うと、
店内をパシャパシャパシャパシャ、
まるで撮影会が始まったかのように撮り始める。
ある人は、自分のテーブルでもない

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