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大丈夫?と聞くのは逆効果


こんにちは。はんぐりです。

実は昨日ルンルンでお出かけしたのですが、急な腹痛と吐き気に襲われてしまい……人に迷惑をかけてしまう出来事がありました。

持病を持っている訳では無いのですが、昔から生理痛や緊張などによる腹痛が激しい体質持ち。自分の気持ちが高揚するとお腹がギューーーーっと締め付けられてしまう矛盾と闘っています。

腹痛ってどうしてあんなにも、自分はダメかもしれないという気持ちにさせるほど苦しいのでしょう。不思議でなりません。

幸い友人と二人で出かけていたので、支えて頂き何とか復活することができました。本当に感謝しかありませんね。

そんな友人の言動にすごく救われたので、今日は実体験から感じた"もしも"の時の話をしたいと思います。


大丈夫?は、正直キツイ


自分の友人、家族、道端であった見知らぬ人。皆様の周りで『急に体調が悪くなった方』に出会う機会はありますか?

私も思い返してみると、会社で急に泣き出して放心状態になる人、電車の中で急に体調が悪そうにうずくまる人、親が急に倒れるなど……様々な緊急事態を目の当たりにした経験がありました汗

どうしてこうなったのか、何をしてあげたら楽になるのか分からずアタフタしてしまいます。だから心配する側の気持ちも、ある程度理解しているつもりです。

しかし今回、自分が体調が悪い側になって初めて気づいたことがあります。


大丈夫??と聞かれるのはキツイ。
自分も大丈夫なのか分からないから


いや自分の体調なんて自分しか分からないだろ!とツッコミが来るかもしれませんが、自分でも分からないぐらい"不安"になるのです。

また波がきて、キツさが増すかもしれない
迷惑をかけてしまって、どうしよう…
急にこうなって、原因も分からないし
でも大丈夫って言わなきゃ、不安にさせてしまう。

色んな感情が渦巻いて、自分の身体との折り合いもつけられない。そんな自分が情けなくて、大丈夫なのかと聞かれたら分からなくなってしまう…そんなループに陥って言葉が出なくなりました。

質問ではなく『共感』してあげて


ではどんな言葉をかければいいのか?昨日の実体験を踏まえて、私が最も安心して楽になれた言葉があります。


痛いよね…大丈夫だよ。


いやそんなこと?!と思うかもしれませんが、私はこれをずっと言われて段々と落ち着くことができました。

苦しさが相手に"理解"できる訳もないし、大丈夫かどうかなんて確信はなかったと思います。でも私の気持ちに寄り添ってくれて、私の不安を紛らわすかのように"大丈夫だよ"と断言してくれたことが有り難かった。

"ああ、私は大丈夫なんだ。本当にヤバくなっても、この人がいるから多分大丈夫だ。痛いけど、大丈夫だぞ落ち着け…"

自分に言い聞かせることで、ゆっくり呼吸ができるようになった。質問に対して何も答えられなくても、大丈夫だと暗示をかけることが出来た気がします。

多分何の考え無しに言ってくれたのだと思うのですが、友人は元々人の話を聞くのが上手で、共感能力がずば抜けて高い人でした。その人柄に助けられて、何とか戻ることが出来たのです。

本当にキツそうな人には、質問よりも『共感』が大事なのかも。もっと言うなら、不安な相手に対して大丈夫だよと『断言』することも、ある種安心材料になるのかもしれません。


ご心配をおかけてしてしまったかも知れませんが、その後ちゃんと落ち着いて、散歩できるまで回復しました(本当に何だったのでしょう) 。自分でもイレギュラーな状況に戸惑いましたが、すごく大切なことを学んだ気がします。

辛い人、心配する人。どちらの気持ちも分かるような想像力を、これからも養っていきたい。

もし皆様も同じような経験をされたら、ぜひこの記事を思い出していただけると幸いです。本日もお読み頂きありがとうございました☺︎

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