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遠州産地の記事

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#シャトル織機

紡績工場跡地で伝える、“遠州織物の本質” -entranceショップのOPEN-

紡績工場跡地で伝える、“遠州織物の本質” -entranceショップのOPEN-

遠州産地の課題に取り組む、entranceの活動

これまでにもお伝えしてきたように、高級アパレル生地を生産している遠州産地ですが、かつては1000軒以上あった機屋さんも現在は数十軒。
今も毎年、廃業する機屋さんは後をたたず、残っている機屋さんの数も年々減少しています。

もちろん、課題はたくさんあるのですが、僕が考えている大きな課題はストレートに2つです。

その2つの課題に集中して取り組んでい

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日本の繊維産地の今と、未来(ほぼ日さん企画展を終えて)

日本の繊維産地の今と、未来(ほぼ日さん企画展を終えて)

2024年も本当にあっという間に半分が過ぎてしまいましたが、怒涛のイベントラッシュも終えて、7月に入ってからは自分自身のスケジュールもやっと少し落ち着いてきました。

今年は、書籍「HUIS.の服づくり」の発売(主婦と生活社)や、渋谷ショールームのOPEN、画家・山口一郎さんとのコラボレーション、10周年を記念した「HUISマルシェ」など、とにかく春に大きな出来事が目白押しだったのですが、【ほぼ日

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第4講(前編) 織物の基礎

第4講(前編) 織物の基礎

こんにちは。遠州産地の学校事務局です。
遠州産地の学校第4講は、高密度でありながらふっくらとした風合いの生地を得意とする古橋織布有限会社にて、シャトル織機について学びました。
今回、レポートを担当したのは2019年4月に古橋織布有限会社に入社し、もっと遠州産地のことを知りたいと産地の学校に参加した斎藤さん。講義の様子だけでなく、実際に働くからこその思いなども綴ってくださいました。前編・後編の2つに

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第4講(後編) シャトルが打つ1回1回の重み

第4講(後編) シャトルが打つ1回1回の重み

こんにちは。遠州産地の学校事務局です。
遠州産地の学校 第4講レポート(後編)です。
高密度でありながらふっくらとした風合いの生地を得意とする古橋織布有限会社にて、シャトル織機について学びました。今回、レポートを担当したのは4月に古橋織布有限会社に入社し、もっと遠州産地のことを知りたいと産地の学校に参加した斎藤さん。講義の様子だけでなく、実際に働くからこその思いなども綴ってくださいました。前編・後

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