「私はどうして生まれたの?」に答える物語(後編)
「お父さんとお母さんの『命のもと』はどうして出会ったの?」。私は動揺しつつ、「お母さんの『命のもと』はお腹の中に、お父さんのはおちんちんの隣にあって、それが出会ったのよ」と答えました。「そうなんだぁ」と、娘はあっさり納得しましたが、私は『核心』に触れずに済んでホッとした気持ちと、きちんと話せなかった無力感とで複雑な気分でした。今なら、もう一言こう付け加えるでしょう。「男の人はおちんちんが長いよね。だから『命のもと』を女の人のお腹の中に届けられる。素晴らしいデザインだよね」と