高卒・野球未経験者が大学野球部コーチに~6.コーチ就任編~
設立1か月でサポートチーム解散の危機
学生2人ではじまった組織改革ですが怪我で選手を引退したメンバーも加わり5名体制になりました。
しかし、いざスタートさせると具体的なタスクや目標が明確にできず何から手をつけたら良いかわからずに設立からわずか1か月で解散危機を迎えました。
※周囲からみたら、ただ集まって談笑しているようにしか見えていなかったようです。
監督として野球以外でも活躍できる場があることを証明したいという想いはあるものの選手以外のサポートは難しく白羽の矢が立ったのが私でした。『コーチとして彼らのサポートをして欲しい』という依頼を頂きコーチに就任させて頂くことになりました。
コーチ就任の際に私が宣言したことは『3年以内に全国大会に出場させる。その際にサポートチームのおかげで優勝できたと言わせてみせる。もし、全国大会に出場できなければ私に実力がないので潔く去る』ということです。
3年を期日にした理由・覚悟
大学・部活動生活は4年間しかありません。
大人である私が『今年できなければ来年、来年できなければ再来年』とズルズル先延ばしにしていくのは学生に失礼、そして何より1人の大人として宣言し実現する姿を見せたいという想いからです。
もし、失敗したら就職支援からスタートし数年間かけて築き上げてきた西南学院大学硬式野球部との関係に傷が入るし何より歴史も何も知らない学生からみたら『口だけの奴』とレッテルと張られることになります。
当然、そんな人に学生も就職支援はお願いしたくないと思いますし、噂は噂を呼び他大学・他部活からも受け入れられなくなることも考えられました。
たかが部活動、されど部活動、学生たちは青春の全てをかけて部活動に臨みます。
だからこそ、私は今後の人生・社運を賭け、強い覚悟と決意を持ってコーチに就任しました。
ここまでが高卒・野球未経験者が野球部のコーチに就任した経緯です。本日も読んで頂きありがとうございました。
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