HSPやINFJが100点を目指すのではなく「日々の点数を1点上げる」加点主義を意識すれば生きやすくなる理由
完璧主義や減点主義で悩む人は多い。
「また〇〇できなかった」「周囲と比べて自分は全然できていない」
こういった考えが常態化すると、日常がつらいものになっていく。
一日の充実度を上げたいのなら、これまでにできていたことをしっかりやった上で、ほんの少しの頑張りを追加するのがおすすめだ。
「あとちょっとだけ続けてみよう」「このやり方を試してみよう」と積極的に挑戦する姿勢で取り組むと、その日の充実度や楽しさの平均点が上がる。
その継続によって、あなたの人生はより素晴らしいものになるだろう。
何事も一瞬で一気によくなることなど、ほとんどない。
本屋で売れ筋の本のタイトルをチェックすると「〇〇するだけで、あなたの人生は一瞬で変わる」「あなたに足りないのは〇〇だけである」みたいな一瞬で人生そのものが別のものになると錯覚させる魔法のようなものが多い。
しかし、人生は一瞬でいきなり変わるものではない。
地味で地道な積み重ねこそが、あなたの人生をより良いものに変えていくのだ。
「昨日よりも1点でも上がれば」くらいの感覚で問題ない。
そしてあなたのかけがえのない人生を、誰かと比較する必要はない。
比べるとしたら過去の自分。
「昨日の自分よりも、今日の自分の方ができるようになっている」
小さいかもしれないが、こうした実感をいかに積み重ねられるかが重要である。
できなかったことよりも、できたことに目を向ける習慣こそが、あなたにとって大事かもしれない。
気づけば微差の積み重ねが、あなたにとって揺るぎない自信になっているだろう。