心優しいHSPやINFJほどネガティブな感情は一気に出し切るのが正解!「苦手や嫌いを自覚して、内側に溜め込まない工夫を」
昔から一度、嫌な気持ちになるとそれがなかなか消えさらず残るため、感情の切り替えに苦労してきた。
生き方を変えてわかったことがある。
我慢して我慢して溜め込んだネガティブな感情というのは、へどろのように淀んでおり、処理に時間がかかるということだ。
心の器が大きく優しい人ほど、抑圧をしてネガティブな感情を溜め込みやすい。
かつての僕は自分自身に
・相手を嫌ってはいけない
・相手を悪く言ってはいけない
といった禁止令を出して、がんじがらめになっていた。
周囲にいる生き生きと暮らしている人たちを見ていて、ある日気づく。
「この人たちは自分の感情に素直である」と。
好き嫌いをご自身で自覚しており、嫌いな人には自分から関わらない。徹頭徹尾この姿勢を貫いているので、ストレスも少なそうに映った。
そしてネガティブな感情表現をすることもあるが、一瞬でババッと吐き出しているような感じ。
溜め込まずに都度都度、外へ出すのでカラッとしている。澱が溜まらないよう、早めの処置をしているのだ。
彼ら彼女らを見ていて「好き嫌いはあっていいし、嫌いな人間、苦手な人間にこっちから尻尾を振る必要は少しもないんだ」と腹落ちした。
嫌いを抑圧するのは苦しい。心に大きな負担がかかる。
僕自身、元来好き嫌いがかなり激しいタイプだ。
これまでは苦手な人間、嫌いな人間に無理して作り笑いで接していたが、それも全てやめた。
こちらからへりくだって好かれようとしたこともあったが、こういうコミュニケーションはことごとく上手くいかない。
会って30秒ほどで感じる最初の違和感は、アラートであることがほとんどだ。
・苦手な人間、嫌いな人間のタイプをしっかり理解して距離を置く
・そして心優しく相手に関心を払える人たちと過ごす時間を増やす
シンプルだが、このふたつを心がけるだけでコミュニケーションのストレスが激減した。
人生は刹那。自分と合わない人間に無理やり合わせて疲弊している時間は、あまりにもったいない。
そして、心から通じ合える仲間はきっとあなたの周りにもたくさんいるし、これからも現れる。
積極的な姿勢で生きることで、自分が出会うべき人たちとつながれ温かな交流が生まれるだろう。