HSPやINFJは、人間の多面性、多様性を受け入れることで「人間嫌い」から脱せる理由
「人が苦手」「人間嫌い」と口にする人の声に耳を傾けると、実は根底に深い愛情があることに気づく。
こういった人ほど、元来「人を愛したい」「人を好きでいたい」という欲求が強い。
それゆえに他者への期待値を上げすぎてしまい「そんな人だと思わなかった」と失望してしまう。
「期待が裏切られた結果、深く傷ついてしまい人間全体を嫌いになる」そんなパターンに陥っている方が少なくない。
毀誉褒貶という言葉がある。
ある人がいて、その人への評価が正反対に分かれると「結局、どっちが正しいんだろう?」と悩む。
結論から述べると、どちらも正しい。
人間は多面的な存在である。ひとりの人間の中に、天使もいれば悪魔もいるのだ。
天使の一面を見た人は、その人を賞賛する。悪魔の一面を見た人は、その人に失望する。
結局、どの面にフォーカスするかで評判が分かれるのだ。
ひとりの人と付き合いが長くなると「こういう一面があるのか」と残念な気持ちになることもあるだろう。
そういった際、過度に落ち込む必要はない。
「人間だから、こういう一面もあって当然」くらいに受け止めると、相手を嫌いにならなくて済む。
感情的に反応しすぎずに「しかたない」「まあ、いいか」くらいで受け止める。
「こんな人だとは思わなかった」は、相手を理想化しすぎる完璧主義者が口にしやすい言葉かもしれない。
不完全だから人間なのだ。
人の完璧じゃないところを愛しく思えたなら、あなたは人間の面倒なところも含めておおいに楽しめるだろう。
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