「強い人」なんていない。いるのは「強くあろうとする人」それだけ。
昨日、献血中に読んだ「バカボンド」の中ででてきたこのセリフ。
なんかスっと心に入ってきて、目頭が熱くなったんですよね。違和感なく心に沁みました。刺さるとかじゃなくてこう、ジーーと静かに沁みる感じ。
このセリフ、調べてみると結構バガボンドの中でも人気の高い名言なんだそう。やっぱりと思ったし、共感できて嬉しいとも思いました。
うまれた瞬間から強い人なんていない。いるのは強くあろうと努力している人だけ。
本当にその通りだなと。
隣の芝生は青く見えるじゃないけど、自分のメンタルが限りなくマイナス寄りになっている時、やっぱり輝いてる人や活躍してる人を見ると「元から強いんだろどうせ」なんて思ってしまう僕がいます。
絶対そんなことないのに。
だれしも、他人にいえないような大きな苦労や哀しみを1つや2つ背負ってて、それに加えて、人からは見られない所で泥くさい努力をし続けているからこそ、成功があるし、輝くに足る結果がでている。
強い人は、強くあろうとし続ける「継続の人」なんですよね。
継続・習慣は人をつくる。
小さい頃からよく聴く言葉だし、なんとなく分かっているつもりだったけど、本当の意味でこの言葉を理解したのはここ最近。
いや、まだ完全には理解しきれていないかもしれないけど、この言葉に秘められた大きく太い柱のようなものはここ数年で感じられるようになった自負があります。
3年前、うつ病になってあらゆることがおっくうになり、仕事やライフワーク、習慣すらもことごとく消え去ったあの暗黒の時期。
そこから立ち上がり自分と向き合いつづけたこの3年間はまさに、「強くあろうとする」を体現しつづけた毎日でした。
今、強くあろうとしつづけている道すがらに、このバガボンドのセリフに巡り逢えたのは、きっと偶然じゃないと思う。
強くありたいと、優しくありたいと、柔軟でありたいと、そう思いつづけ実行し続ける自分でありたい。
いや 、そうなるんだ 。
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