越水玲衣【12月18日発売 マガジン書籍化】

連載しておりました小説『お客さま、そんな部署はございません』が日本橋出版様より書籍化されます!12月18日発売です。X→@migeneco_1756 エッセイ・カルチャーコラム・小説、意外と何でも書きます。本と夜の灯りとモーツァルトが好きです。

越水玲衣【12月18日発売 マガジン書籍化】

連載しておりました小説『お客さま、そんな部署はございません』が日本橋出版様より書籍化されます!12月18日発売です。X→@migeneco_1756 エッセイ・カルチャーコラム・小説、意外と何でも書きます。本と夜の灯りとモーツァルトが好きです。

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  • 『お客さま、そんな部署はございません』

    「市役所コンシェルジュ」なるものに採用されてしまった私。しかし内実はなんでも相談窓口だった・・・ 1日約100人、5年間で延べ3万件の案内や相談から学んだ私の市役所生活日々のあれこれを多少「盛ったり」「減らしたり」しながら、それでも大切なことを忘れないようにと綴った「セミ・ノンフィクション(ゆるやかな事実)」的お仕事小説です。

  • 【 風(おと)と官能 】

    芸術に野生を取り戻す「内なる旅のマガジン」

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    越水玲衣@タロット書簡

    タロットリーディングの結果を執筆しお届けいたします。文章のボリュームは2000字前後です。納品期間は約1週間、プライバシーは厳守いたします。------------------ご購入後、追ってメールを差し上げます。以下をご記入いただき返信してください。 ↓なるべく24時間以内にメールを差し上げます。 ↓結果を受けてのレスポンスとして、メール1往復付いてます。コメントやご質問ありましたらどうぞ。---依頼時に必ず書いてほしいこと---①ニックネーム(本名でなくて構いません)②ご質問※特にシチュエーションを設定しない場合は、カードから受けたイメージをお送りします。◆使用タロットについて◆一般的なタロットカードである「ウエイト版タロット」、1980年代アメリカの社会学博士が開発した、新しい意味の「ボイジャータロット」、パートナーシップ心理学に根ざした「セルフセラピーカード」のどれかを使います。お悩みに合わせて選ばせていただきます。------------------(注)このようなご相談はお受けできません。・いつ~どこで~など 場所や時間を特定するようなご質問・霊障や先祖供養、オーラ、 前世などの霊的な鑑定・精神科・心療内科など、 医療行為の範疇における相談------------------
    ¥4,000
    Grotte
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    タロットリーディングの結果を執筆しお届けいたします。文章のボリュームは2000字前後です。納品期間は約1週間、プライバシーは厳守いたします。------------------ご購入後、追ってメールを差し上げます。以下をご記入いただき返信してください。 ↓なるべく24時間以内にメールを差し上げます。 ↓結果を受けてのレスポンスとして、メール1往復付いてます。コメントやご質問ありましたらどうぞ。---依頼時に必ず書いてほしいこと---①ニックネーム(本名でなくて構いません)②ご質問※特にシチュエーションを設定しない場合は、カードから受けたイメージをお送りします。◆使用タロットについて◆一般的なタロットカードである「ウエイト版タロット」、1980年代アメリカの社会学博士が開発した、新しい意味の「ボイジャータロット」、パートナーシップ心理学に根ざした「セルフセラピーカード」のどれかを使います。お悩みに合わせて選ばせていただきます。------------------(注)このようなご相談はお受けできません。・いつ~どこで~など 場所や時間を特定するようなご質問・霊障や先祖供養、オーラ、 前世などの霊的な鑑定・精神科・心療内科など、 医療行為の範疇における相談------------------
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最近の記事

【風(おと)と官能 】第9回 〜音とマインドフルネス〜「ASMR」「丁寧な暮らし」「ボレロ」辺りをウロウロしてみた。

「音」おと—— 道を歩けば、世界のあらゆる音が耳にはいってくるわけで。 それってまさに一期一会の、世界で1回しかない「音楽」なわけで、とか。 でも、今から私が書くところの音は、そんな高尚な音ではなくて—— 音に触れる、音に触れられる けっこう前だが、テレビで「オーラの泉」というスピリチュアル系の番組があった。毎回芸能人や有名人をスタジオに呼び、霊能者の江原啓之さんと美輪明宏様がその人の悩みにスピリチュアルな視点でアドバイスしたり、前世を当てたり(確かめようがないが)する。

    • 【風(おと)と官能 】第8回 映画「アマデウス」60分 de 映画考察 〜『モーツァルトの至高性』著者:酒井健先生〜

      芸術に野生を取り戻す内なる旅のマガジン【風(おと)と官能】第8回は、2022年11月に青土社より『モーツァルトの至高性 音楽に架かるバタイユの思想』を出版され、バタイユ理解に「モーツァルト」という新しい視点を加えた、フランス文学者の酒井健先生にお話を伺いました。今回は映画「アマデウス」の文化的・哲学的考察を中心に、対談させていただきました。 と、ここでなぜ映画『アマデウス』なのか? そう思われた方もいるのでは。 実は、本書には『アマデウス』の一場面を例にとって説明されてい

      • 書評コラム 『白の服飾史』~真っ白コーデを着る女~

        「見てよ彼女の服!まるで半裸じゃないの!」 18世紀末のフランス。のちに革命で斬首されることになるが間違いなく庶民のファッションリーダーだった王妃マリー・アントワネットは、モスリン(木綿)でできた純白のサンドレス姿で堂々と肖像画に収まった。カラフルで高級感のある生地をたっぷり使ったローブ・ア・ラ・フランセーズが流行だった当時、いや彼女こそがこうしたモードを引っ張ってきたというのに、今度は一転「自然回帰ってスバラシイわ!」などと言って、庭いじりの真似事や農村ごっこに興じるように

        • 【風(おと)と官能 】第7回 4K版公開記念『さらば、わが愛 /覇王別姫』深堀り対談 ~良くも悪くも”男子の絆”~

          「風(おと)と官能」シリーズ第7回は、1993年公開 陳 凱歌(チェン・カイコー)監督の映画『さらば、わが愛/覇王別姫』についての深堀り考察をお送りいたします。お話相手は、私の大学時代の友人である 28 (にわ)ノ鳥さんです。えー私たちは「哲学科出身・恋バナ好き」です。なので恋愛論・社会論・宗教論などを絡めながら、行けるところまで深堀りするだろうとは予想していましたが、想像以上にディープな対談となりました。記事にすると思ってしゃべっていませんでしたが、消すのも勿体ないくらいな

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        • 『お客さま、そんな部署はございません』
          17本
        • 【 風(おと)と官能 】
          7本

        記事

          【風(おと)と官能】第6回 布施砂丘彦さんとの対談 「ムウシケのいる森に想いを馳せる」 (無料で全文読めます)

          今回は、来る8月12・13日に北千住BUoYにて自主企画演奏会「忘れちまったかなしみに」を控えている布施砂丘彦さんとのカフェトークをお届けします。コントラバス奏者であり、同時に演奏会の企画制作や音楽評論家など幅広い活動をされている布施さん。音楽と向き合う中で日々感じていることや、布施さん流「作品づくりの秘密」など、アルコール片手に雑談形式でお話していただきました。 私が布施砂丘彦さんというお名前を初めて知ったのは2021年のこと、布施さんが第7回柴田南雄音楽評論賞奨励賞(ち

          ¥500

          【風(おと)と官能】第6回 布施砂丘彦さんとの対談 「ムウシケのいる森に想いを馳せる」 (無料で全文読めます)

          風(おと)と官能 【第5回】Let’s Play「ヒマをもてあました神々の遊び」!

          変わった世界の眺め方しよう 10歳から小説を書くようになり16歳でエッセイで賞をいただいた。それから今日まで「自分の書いた文をどこかに披露すること」を細く長く続けているわけだが、そんな私が心の支えにする言葉、というか「スタンス」がある。 ある時、自分の書いた舞台脚本がコンペで選ばれ上演される運びとなった。地方のアマチュア役者と東京の舞台スタッフによる市の事業。大がかりな年間プロジェクトの中心人物に、いきなりなってしまったのだ。オーディションに混じってキャストを決め公演まで

          風(おと)と官能 【第5回】Let’s Play「ヒマをもてあました神々の遊び」!

          風(おと)と官能 【第4回】 IMPOSSIBLE ENSEMBLE!その音楽を「わからないということがわかった」~ある挫折した音楽体験とその後~

          インポッシブルだからこその魅力 忘れられない展覧会がある。 2019年に新潟市美術館で観た「インポッシブル・アーキテクチャ ~もうひとつの建築史~」つまり、なんらかの理由で実現できなかった建築だけを集めた展覧会だ。夢想で終わったもの、コンペ落ち、建築不可能なもの、建築界へのカウンターとして提案されたもの。そして社会的・経済的な要因で実現に至らなかったもの。資金不足を指摘され、謎に隈研吾に差し替えられたザハ・ハディドの代々木国立競技場(案)も紹介されていた。 けれど実現に至ら

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          風(おと)と官能 【第3回】『金閣寺』と『アマデウス』 ~彼らはなぜ美をこじらせた挙句、台無しにしてしまったのか~

          ある年の瀬の午後。東京・K市の老舗喫茶室の地下席で。私は背中を丸め、熱いココアをすすりながら、とある会の開始を待っていた。 隣には今日誘ってくれた友人がいるが、ガタつくテーブルを3つ繋げ、ぎゅう詰めに座っている他の10人のうち、私達以外は全て老紳士だった。しかも互いに顔見知りらしい。そして誰もが三島由紀夫の『金閣寺』の文庫本を携えている。来た順で奥から座り私がちょうど真ん中だ。これはきっと会の終わりまで中座できない。 時勢により全員マスクで顔の上しかわからない。老紳士達は

          風(おと)と官能 【第3回】『金閣寺』と『アマデウス』 ~彼らはなぜ美をこじらせた挙句、台無しにしてしまったのか~

          風(おと)と官能 【第2回】クリスチャン・ディオール展:回想:「母なる美神の"胃袋"」

          3月。桜が開花を始めた早春の下町。東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール 〜夢のクチュリエ〜」に行ってきた。 まずはエントランスの圧倒的存在感に息を飲む。白亜の壁の中央に、シンプルながらも凛としたプライドを感じさせる「Christian Dior」の文字。人を寄せ付けない圧倒的な佇まい。それでいて蠱惑的な吸引力も漂う、そんなアンビバレントな緊張感を引き起こす展覧会の幕開けだ。 続々と、下の小さな黒い穴に来場者が吸い込まれていく。私もその1人だ。ディオー

          風(おと)と官能 【第2回】クリスチャン・ディオール展:回想:「母なる美神の"胃袋"」

          新連載「風(おと)と官能」はじめます【第1回】イントロダクション・今道友信『美について』

          芸術の、野生の”体験”に迫るシリーズ始めます小さい頃から歌や踊りが好きで好きでたまらなくて、テレビの歌マネ振りマネばかりやっていて、バトン部と町内の民踊練習とバレエのレッスン同時進行しても全然苦にならず。そのくせ楽譜は「もしや読字障害?!」と思うほど読めなくて、どの楽器もモノにならなかった。そのかわり「聴くこと」と「書くこと」を組み合わせることで、音楽との絆を何とかつないできた自分の人生。3月吉日、自分の芸術への「ある信念」を入れる受け皿を、ここにやっと作るこことができました

          新連載「風(おと)と官能」はじめます【第1回】イントロダクション・今道友信『美について』

          「YouTuber」とやらに、なりたいあなたへ ~アプリと私の生存戦略~

          今、あえて問いたい「YouTuberとわ?」スマホを買ったばかりの頃、暇つぶしに某大手ニュースサイトを読むのが好きだった。それなりにバラエティに富んだニュースがまとめられていて、スキマ時間で効率的に情報収集ができた。けれど最近、そのニュースサイトの見出しを見ても、ただただゲンナリするだけになった。ほぼ(知らない)ユーチューバーの逮捕や小競り合い、問題発言。要するに小ネタばっかり! 「フォロワー数〇〇万人のユーチューバー、詐欺で逮捕」「人気ユーチューバー△△の、差別的発言にネ

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          日本ヨーロッパ紀行①◆直径数センチメートルの「歴史」を訪ねる。

          モーツァルトの愛した〇〇をこの目で見たい 初秋。ネットで次のお出かけ候補地をあれこれ検索していたら、東京・谷中の住宅街に古今東西のあらゆるボタンを扱ったギャラリーがあると知り、ちょっとした衝動にかられた。 「モーツァルトの愛した”赤い服”のボタンをこの目で見たい!」 モーツァルトの肖像画の中で一番に有名なものといえば、モーツァルトの死から21年後の1812年、チェコの画家バーバラ・クラフトによって描かれたものだろう。この女性が描いたモーツァルトが、あまりにも(きっと本人以上

          日本ヨーロッパ紀行①◆直径数センチメートルの「歴史」を訪ねる。

          「僕はいつだって美しい服を着ていたい」 装いと自尊心、外見が先か中身が先か?

          本当の僕は内向的で、 パーティなんか好きじゃないそう、そのひとは確かに(チェンバロみたいな)少し細いけれど柔らかな声でそう語り始めた。 「もともと僕の髪は黒いんだ。けれど、モーツァルトを演るために髪を金髪に染めた。そしたら不思議なことに、夜になると誰かを誘って外に連れ出したくなるんだ。僕は本当は内向的で、パーティーなんか好きじゃないのに」 映画『アマデウス』でモーツァルトを演じたトム・ハルス。『アマデウス ディレクターズカット版』の特典映像で「外見と性格のふしぎな相関関係

          「僕はいつだって美しい服を着ていたい」 装いと自尊心、外見が先か中身が先か?

          レビューと随想◆エモすぎて傷ついたほどのクラシックコンサート『いつ明けるともしれない夜また夜を』

          昨年末あたりから何となく、コロナ禍に因んだ芸術作品を選んで観に行くようになった。作品を通して、あの日々とはいったい何だったのかを自分なりに考えたい、そんな時期に来たのかもしれない。その中で最もショッキングだった作品がある。今年5月13・14日、北千住にある銭湯跡を改装した地下スペースBuoyで聴いた(観た)クラシックの企画演奏会『いつ明けるともしれない夜また夜を(布施砂丘彦・作)』だ。 圧倒された。痛かった。深く癒された。そして全てがエモかった。「ヤバイ・・・これヤバイって

          レビューと随想◆エモすぎて傷ついたほどのクラシックコンサート『いつ明けるともしれない夜また夜を』

          通勤路線上の、アリア。

          朝が弱いせいか、毎日の通勤がとてもつらい。 何なら仕事よりも通勤がつらい。 通勤手段はバス→JR→私鉄。毎朝起き抜けは、この一連の過程がとても億劫に思われる。特に曇りの日なんかは最悪で、もうずっとこのまま寝ていたくなる。それでも私は、サボりたいと思いながら身体をオフトンから引き剥がし、サボりたいと思いながら朝食を摂り、サボりたいと思いながら身支度をして、サボりたいと思いながら家を出る。バスに乗ったところまで来ると「まあ、ここまで来たしな」とやっと諦めがつく毎日だ。 それより

          市役所小説『お客さま、そんな部署はございません』【最終回・後編】お客さま、あなたは神様ではありません。ですが神様よりも大切な人です。

          これは少し前のこと。私が働いていた場所での出来事と雑感を「セミ・フィクション(ゆるやかな事実)」的にまとめたお仕事小説ですーー 今回は、最終回の後編です。 今まで読んでくださった方、本当にありがとうございました(涙)

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          市役所小説『お客さま、そんな部署はございません』【最終回・後編】お客さま、あなたは神様ではありません。ですが神様よりも大切な人です。

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