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2021年に詠んだ短歌まとめ

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(三年目)
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#私の作品紹介

短歌 2021年の自選69首 <7月-12月編>

短歌 2021年の自選69首 <7月-12月編>

夏季メニューにレモンタルトを書き足した老店主の眼のしずかなひかり

ゆうぐれの車窓にうつる鉄橋ととおき叫びと硬質な海

今日だけは沈み込みたいまろやかなキリンラガーの金色の海

見ていられない現実があるために誰もがながい夢を見ている

虹ですら赤のほかには見もしない人が見上げる真っ赤な空だ

現実と願望をすり替えたのだ無人の街の怒れる怪盗

多面体としての他者に着かぬまま脳の迷路を点から点へ

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短歌 2021年の自選47首 <1月-6月編>

短歌 2021年の自選47首 <1月-6月編>

二十四年ずっと鳴ってたサイレンが鎮まりそこでサイレンと知る

ぐつぐつと煮込むシチューに曹長の生き死にの夜が渦巻いている

吐き出すのではなくあふれ出るようにまずは自分をきらきら満たす

カルピスを子どものような眩しさで飲み干せるまでの長い年月

ひとちがい 酷く変形した罪を聞かされ何故か怒鳴られている

どう見ても変な講堂 狂人のポケットにだけ残る旋律

<想像をさせるたたかい>三年後あなたは燃

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Meets Regional 2021年10月号
『岡野大嗣と詠むレッツ短歌!』に、僕の短歌が掲載されました。

Meets Regional 2021年10月号 『岡野大嗣と詠むレッツ短歌!』に、僕の短歌が掲載されました。

Meets Regional 2021年10月号
『岡野大嗣と詠むレッツ短歌!』第5回「夏の終わり」に、
僕の短歌が掲載されました。

台風の去ったあとでも「運休」の赤いひかりをおぼえていたい/Haruki-UC

岡野大嗣さんの評:臨時の「赤いひかり」が、過ぎ去った夏の一回性を際立たせる。眼裏に強く残る一首。

ありがとうございます。美しい評もうれしいです。

書店にて今月号の『Meets』をさ

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