見出し画像

何かを成し遂げたい?ならまずは寝ましょう

あなたは何時間寝ていますか?

あなたが人口の5~10%にあたる「ショートスリーパー」でない限り、6時間以上は寝ましょう。時間がない?でも睡眠時間は確保してちゃんと寝たほうが良いです。睡眠不足はあなたが思っているよりも深刻な問題を起こすかもしれません。

気づかない睡眠不足の魔の手

睡眠不足はただ眠いだけではありません。あなたが食べるものにも気づかない間に影響を与えています。ジャンクフードを食べやすくなったり、肥満率を増加させたりと食習慣も悪化させます。例えば、子供を対象にした調査では睡眠時間が3時間以下の子供は肥満になる確率が45%も高かったそうです。

睡眠不足だけが敵ではありません。睡眠の質も大事です。いびきも睡眠の質を低下させる行為の一つです。いびきをかく人は人口の40%もいますが、あなたの想像以上に睡眠の質を下げています。調査によると、通常13%の人が不合格になるテストで、いびきをかく人の不合格率は42%であったと報告されています。

睡眠不足の問題はわかったと思います。ここからはちゃんと寝ることでどれだけいいことがあるかについてお話ししましょう。

眠りの達人は成果を挙げる

いつでも眠れて睡眠の質も高い人と普通の人を比べたらどのくらい違うのでしょうか?

まず、幸福度が大きく異なります。よく眠るだけで普段の幸福度が25%も高くなります。幸福度が低いとネガティブな感情がわきやすく、うつ病になりやすくなったりするので、不安を感じやすい人はまずは睡眠から気を付けましょう。

睡眠はストレスにも影響します。よく眠るだけでストレスが40%も減少します。ストレス源が減っているわけではないので、おそらく反すう思考と呼ばれる、悪い出来事を何度も思い出してしまう現象が抑えられたからだと思われます。夜中に悪い出来事を思い出して嫌な気持ちになったことありませんか?もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。

おまちかねの目標達成についても紹介します。睡眠不足が目標達成に与える影響はどのくらいでしょうか?目標に向かうために睡眠を削っているのであれば、今すぐ寝るべきです。実際、良く眠る人は普通の人に比べて目標達成率が30%も高かったそうです

幸せになれてストレスも減り、目標が1.3倍の達成率になるのに寝る時間を惜しんで何かをする必要ありますか?もしあなたに何かやりたいことがあったら、今は寝て、元気になったら朝始めましょう。朝のほうが何かを始めやすいですよ。

それではおやすみ

参考:よく眠るための科学が教える10の秘密 リチャード ワイズマン

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?