マガジンのカバー画像

短編小説「夢の中」

40
運営しているクリエイター

#詩

変な夢シリーズ〜志村けんに謝罪をするゆめ〜

私は家族5人と共に駅のホームにいた。
父、母、姉、兄、私の5人はどこかへ向かっている途中だった。
電車を待っている間は、特に何も起こらない。
ただそこにいるだけだ。

突然、場面が切り替わり、私は家の玄関にいた。
すると、志村けんが訪ねてきた。

どうやら、志村けんが持っているサルのネタがあるらしく、そのサルを私たち家族が馬鹿にしたようで、
そのことへの謝罪をしてもらおうと家に訪ねに来たようだった

もっとみる

変な夢シリーズ〜いちご2粒のゆめ〜

ぼんやりと、私の目の前にはいちご2粒が宙に浮いて横に並んでいる。
それが私とともに動いているではないか。

夢の中で私はどこかへ向かっているようだった。
どうやら、学校の授業のようなものに出席しようと
しているみたいだ。
いちご2粒を大事に持って。(といっても、何度も言うが手に持っているのではなく目の前にいちご2粒が浮いていて、私が動くとともにそれらが動いている。)
授業かどこかでいちご2粒が必要

もっとみる

変な夢シリーズ〜黒ゴマジュースのゆめ〜

私は夢の中で、なぜか黒ゴマジュースのようなものを飲んでいるではないか。

と、いうのも、どうやら私は飲み物の商品開発か何かの社員らしく、制服のようなものまで着ている。
周りには女性社員が数人おり、どうやら女性しかいない職場みたいだ。
女性社員の中で1番初めに私がその商品の試作品を、試飲しているようだった。

黒ゴマジュースを試飲した私は、
「のどごしが爽やかで美味しいかと思ったが、
後から黒胡麻の

もっとみる

変な夢シリーズ〜陣痛待ちのデパート〜

昨年、出産して間もない頃、こんな夢を見た。

私は営業しているのだか、してないのだかよく
わからないデパートの中にいた。
そこは少し薄暗く、そして静かだった。
夫の両親とともに、どこかの待合所のようなところに座っていた。
なぜか、これから自分は子どもを産むことになっており、待合所で呼ばれると、陣痛が来ることになっている。おかしな話だ。
まだ、出産して間もないのに。

他にも待っている女の人が何人か

もっとみる

変な夢シリーズ〜1万円の夢〜

こんな夢だった。
平日で、しかも次の日も仕事なのに、
職場の飲み会に参加しなくてはいけなかった。
私は仕方なく参加することにした。

飲み会の会場に着いた。
重い扉を開けるとそこは薄暗い照明のおかしな
場所だった。
まるで、奥で若者が集う音楽のイベントが開催されているような、そんな雰囲気だった。
入り口に、女の人がいてこっちをみた。
知らない人だった。

ここが、本当に飲み会の会場なのだろうか?

もっとみる

変な夢シリーズ〜100円玉の夢〜

夢の中で、私は夫と自分の姉とともにフランス・パリへと向かっていた。
よく夢でパリに行く夢を見るのだが、それはきっと私が唯一行ったことのある外国がフランス・パリだからに違いない。

私たちは、空港へ向かうための電車に乗ろうと、タクシーを使って最寄駅へといそいだ。
タクシーを降りる時、私は会計をすませようと
財布を取り出した。
ここから、私の長い100円玉の苦戦がはじまるのだった。

細かい端数分を1

もっとみる

変な夢シリーズ〜女だけの街〜

短い夢をみた。

***

気づくと駅の構内にいた。
もう夜だった。
そこは、子供の頃、千葉に住んでいた時によく利用していた柏駅のようだった。
私は東口の出入り口付近にいて、外の様子を見た。
おかしなことに、デパートもどこも営業していない。
ビルにあかりがついていない。まっくらだ。

コロナだからとはいえ、大きいデパートですら
営業を完全にストップしているのか。
夜といってもまだまだ7時とか、その

もっとみる

変な夢シリーズ〜母がお店を開くゆめ〜

母親が、ひとりで料理屋を始める、という夢をみた。
この夢での最大のテーマは、母が「誰にも相談せず」「たったひとりで店を始めた」ということだ。
夢の中では、なぜか父とは暮らしておらず、1人で暮らしているみたいだった。

母は、自分の住んでいる家の庭を利用してお店を経営していた。
庭はお店をやるのに十分な広さがあった。
緑の原っぱの庭には、台所がある。
母はそこでお客に背を向けて、ひたすら忙しそうに料

もっとみる

変な夢シリーズ〜父から文房具をもらう夢〜

わたしと父はどこかのビルの屋上のような場所にいた。そんなに高いビルではなかったような気がする。
さわやかな風が吹いていた。

そこで、なぜか父はわたしにいらなくなった文房具をたくさんくれた。
断捨離をしたらしい。
私はあんまり欲しくないものばかりだったがひとつだけ、印象に残っているものがあった。(というより、それしか覚えていなかった。)

それは、ミラー付きの広辞苑だった。
広辞苑は赤色で、コンパ

もっとみる

変な夢シリーズ〜ここはどこですか?〜

私はあるホテルの一室で、
陽気な外国人たちが、イェーイと言わんばかりに盛り上がる場に一緒に参加していた。

どうやら夢の中の設定では、その団体(怪しげな)が、何かでひと儲けをしたらしく、自分も一緒になって盛り上がっているようだった。
アメリカンドリームみたいな雰囲気で、実に華やかな場面だった。

その後、私は気づくとホテルのロビーにひとりでいた。先程の人たちはどこにもいない。
おかしなことに、その

もっとみる

さみしい夢 〜母の夢〜

ついこの前、遠く離れて住んでいる母が夢に出てきた。母は私の住む地域に、久しぶりに遊びに来てくれているらしく、2人でどこかの料理屋さんにいた。

注文する前にお水が出てきたが、席を立ってセルフサービスの温かいお茶を2人でとりにいった。
そしてその後、私はなぜかお店の階段を降りていき、少し暗い通路みたいな場所に出ていった。

どうやらお店は1階と2階に分かれていて、私は1階の方の入り口から出てきた女将

もっとみる
変な夢シリーズ〜母がなかなか帰ってこない夢〜

変な夢シリーズ〜母がなかなか帰ってこない夢〜

ある日、母が家になかなか帰ってこなくて不安になる、という夢を見た。

お昼どき。
なんとなく暗いリビングルームに、父がいた。 わたしは父に話しかける。「お昼はどうするの?」
すると父はうなだれてこう言った。
「お母さんがね、タッパー持っていかなかったんだよ。忘れたみたい。」

どうやら母は父のお昼を作らずに外出したようだ。というのも、夢の中では、母はピアノが得意らしく、時々ホテルのラウンジでピアノ

もっとみる
変な夢シリーズ 〜友達と待ち合わせ〜

変な夢シリーズ 〜友達と待ち合わせ〜

大学時代の友達と、待ち合わせをする夢を見た。
自分がいたのは、賑やかで、色んな人たちの笑顔で溢れる街だった。
けれど、都会のようにそこまで広い場所ではなかった。
周りは待ち合わせをしている人がほとんどのようだった。

約束の時間になっているから小走りで急ぐのだけど、友達が全く見つからない。
知らない顔ばかりだ。
もう、近くまで来ているというのに。
そもそも約束の場所がどこかもわからない。
決めてい

もっとみる
変な夢シリーズ 〜駅の売店にて〜

変な夢シリーズ 〜駅の売店にて〜

最寄駅で降りると、すぐに小さな売店があり、そこで買い物をする夢を見た。
昔住んでいた家の最寄駅のようだった。
夢の中では少しどんよりとした、寂れた雰囲気だった。

たしか、兄と一緒に電車を降りてそのまま売店に入るのだけど、売店はおじさんがやっていて、ニコニコ営業しているが、なぜか商品がとても少ない。
そこには、変な人形みたいなおもちゃが売っており、私はそれを買おうと手に取るのだが、なぜ今これが欲し

もっとみる