ホセ(さみだれうさぎ)

詩人、絵本作家、イラストレーター。代表作に「現実逃避のうた」などがある。

ホセ(さみだれうさぎ)

詩人、絵本作家、イラストレーター。代表作に「現実逃避のうた」などがある。

マガジン

最近の記事

変な夢シリーズ〜シャチのふりをした男〜

こんな夢をみた。 なぜか、自分はある男の動向をただ見ていた。 その男は、どうやらあと少しの命のようだった。 人が程々に集まる部屋に、薄い水色の固くて大きめの分厚いバスタオルのようなものが敷いてある。 すると、男はほとんど裸であったが、そのバスタオルに飛び込んだ。 そうかと思うと、次の瞬間、 男はバスタオルを着ぐるみのように着ており、うつ伏せの状態で手足をばたつかせた。 「シャチだ!」とっさに夢の中で私はそう思った。なぜ、こんなものがシャチなのかはわからないが。 男はプロ

    • 変な夢シリーズ〜お金持ちのおぼっちゃん〜

      こんな夢だった。 私の目の前に、カプセルのような狭いベッドに横たわっている男性がいた。 おそらく、10代後半で、髪の毛は金髪に近い。 その男性は、どうやらかなりのお金持ちのおぼっちゃんだという。 その割には、最近髪の毛を染め始めたとみられる、大学のキャンパスを歩いていそうな普通の学生のようにもみえた。 しかし一般人とは程遠い、かなりのお金持ちのおぼっちゃまだというのだ。 そんな住む世界の違う男性が、自分の目の前で、何故寝ているのだろうか。 おかしなもので、金持ちの息子で

      • 変な夢シリーズ〜出産1週間前の入院生活のゆめ〜

        昨年、出産をする数ヶ月くらい前に、こんな夢をみた。 夢の中では、出産予定日の1週間前に、どんな人も必ず入院しなければいけないらしい。 予定日1週間前。 私の入院生活がはじまった。 私は病院のベッドにいた。 いつどんな風に陣痛がくるのか。 なぜ入院する必要があるのかわからなかったが、 予定日前に入院できるという安心感があった。 病室は相部屋で、何名か予定日が同じ人たちがいた。 隣のベッドに、なぜか大学時代の友達がいた。 彼女も一緒だから、私は安心した。 初日の夕食の時間

        • 変な夢シリーズ〜オーディションのゆめ〜

          自分はなぜか、啓発ポスターのモデルのオーディションに参加している夢をみた。 例えば、ダメ。ゼッタイのようなイメージガールのような… オーディションには沢山の人が来ていた。 男女問わず募集しているようで、色んな年代の人たちが列をなしていた。 私は審査をクリアーしていき、最終的に、10名ほどの中の1人に選ばれた。 私は心の中で喜んだ。 この審査の基準はなんなのだろうか? 顔か? 顔だとすると、自分は夢の中でどれほどの容姿端麗なのか。 少し得意げな気持ちで、最終審査の会場へ向

        マガジン

        • 短編小説「夢の中」
          40本
        • どうでもいいハナシ
          1本
        • 昔の思い出
          4本
        • さみだれ日記
          2本
        • フラメンコのうた
          1本
        • ★YOU ARE MY CHRISTMAS DOLL★
          3本

        記事

          変な夢シリーズ〜地下道のような場所にて〜

          私は夢の中で、母と一緒に地下道のようなところを歩いていた。 しばらく歩いていると、少々若めの男性が2人現れた。 男性は私たちに声をかけてきた。 どうやら、焼きそばを作って売っているらしく、 すすめてきたのだ。 地下道を歩いていて、急に焼きそばをすすめられるなんて。 そう思って横をみると、焼きそばのお店のようなものがあるではないか。 私はあまり気が進まなかった。 でもちょっとだけならお店を覗いてみようか。 そう思い母と入っていった。 すると、おやまあ。そこにはせわしなく焼き

          変な夢シリーズ〜地下道のような場所にて〜

          変な夢シリーズ〜息子のほっぺにホイップクリームをつけられるゆめ〜

          9ヶ月の息子がいるのだが、となりで寝ているとよく息子の夢を見る。 私は塀で囲まれた階段のようなところを降りようとしていた。 赤ちゃんの息子を抱っこしながら。 すると、小学生の低学年くらいの男の子がやってきた。 男の子は、まだ乳児である息子のほっぺたに、 突然ホイップクリームをつけた。 やんちゃな坊主頭の少し太った少年だったように記憶している。 息子が舐めたらどうするんだ、と私は焦った。 そして、男の子が走って去っていくのを追いかけた。 ただほっぺたにホイップクリームをつ

          変な夢シリーズ〜息子のほっぺにホイップクリームをつけられるゆめ〜

          変な夢シリーズ〜息子を置いてくるゆめ〜

          私は夢の中で、9ヶ月の息子と2人で温泉施設のような広いところに来ていた。 そこには、沢山の人たちがいた。 途中までは息子を抱っこして歩いていた。 だが、いつからか、私は… 突然、施設内のテーブルとイスがおいてある休憩所のようなところに座っていた。 それも、誰だかわからない、ある家族と相席しているではないか。 私は、家族のうちの2人と話していた。 その2人とは、おじいさんと孫の高校生くらいの女の子だ。 話の内容はほとんど覚えていないが、どうやらそのおじいさんは、老人ホームか

          変な夢シリーズ〜息子を置いてくるゆめ〜

          変な夢シリーズ〜志村けんに謝罪をするゆめ〜

          私は家族5人と共に駅のホームにいた。 父、母、姉、兄、私の5人はどこかへ向かっている途中だった。 電車を待っている間は、特に何も起こらない。 ただそこにいるだけだ。 突然、場面が切り替わり、私は家の玄関にいた。 すると、志村けんが訪ねてきた。 どうやら、志村けんが持っているサルのネタがあるらしく、そのサルを私たち家族が馬鹿にしたようで、 そのことへの謝罪をしてもらおうと家に訪ねに来たようだった。 そのサルは実際のサルではなく架空のサルのキャラクターみたいで、それについて私

          変な夢シリーズ〜志村けんに謝罪をするゆめ〜

          変な夢シリーズ〜いちご2粒のゆめ〜

          ぼんやりと、私の目の前にはいちご2粒が宙に浮いて横に並んでいる。 それが私とともに動いているではないか。 夢の中で私はどこかへ向かっているようだった。 どうやら、学校の授業のようなものに出席しようと しているみたいだ。 いちご2粒を大事に持って。(といっても、何度も言うが手に持っているのではなく目の前にいちご2粒が浮いていて、私が動くとともにそれらが動いている。) 授業かどこかでいちご2粒が必要らしく、とにかく早くそれらを持って教室に向かおうと歩いていた。 しかし、どうだろ

          変な夢シリーズ〜いちご2粒のゆめ〜

          変な夢シリーズ〜黒ゴマジュースのゆめ〜

          私は夢の中で、なぜか黒ゴマジュースのようなものを飲んでいるではないか。 と、いうのも、どうやら私は飲み物の商品開発か何かの社員らしく、制服のようなものまで着ている。 周りには女性社員が数人おり、どうやら女性しかいない職場みたいだ。 女性社員の中で1番初めに私がその商品の試作品を、試飲しているようだった。 黒ゴマジュースを試飲した私は、 「のどごしが爽やかで美味しいかと思ったが、 後から黒胡麻の粉っぽさが来て、のどがイガイガする感じがする。」 というようなことを言っている。

          変な夢シリーズ〜黒ゴマジュースのゆめ〜

          どうでもいいハナシ〜コアラのぬいぐるみ・ぼんちゃん〜

          私が小学生くらいの頃、叔父がオーストラリアのお土産に、コアラのぬいぐるみを買ってきてくれたことがある。 そのコアラのぬいぐるみは、茶色の帽子をかぶっていて、おしゃれで可愛くて、私はとても喜んだ。 そのコアラのぬいぐるみに、私は「ボンちゃん」 と名づけた。 「ボン」という響き。。 異国からきたコアラのぬいぐるみにぴったりで、なんだかシックなイメージ。 私は、子どもにしては、ハイセンスな名前を思いついたのではないかと思い、母にその名前を伝えた。 すると母は、少しクスクスと

          どうでもいいハナシ〜コアラのぬいぐるみ・ぼんちゃん〜

          変な夢シリーズ〜勝手にシェアハウスの夢〜

          今のアパートに引っ越してきたばかりの頃、 こんなゆめをみた。 私と夫は夢の中で、綺麗な家に引っ越したばかりだった。 アパートなのだが、奥行きがあり、広い。 玄関を開けてしばらくすると、ホテルのロビーのようなイスやテーブルが並んでいる場所がある。 2段ほどの段差があり、そこを上がるとその場所があって、なんとも言えない空間だった。 私は夢の中で、このアパートが現実のものだとすっかり勘違いしていて、こんなラグジュアルな空間が、うちのアパートにあったんだ。と、うっとりしていた。 そ

          変な夢シリーズ〜勝手にシェアハウスの夢〜

          変な夢シリーズ〜マスクを忘れた夢〜

          私は夢の中でどこかへ急いでいた。 ちょうど電車に乗った瞬間、私はマスクをし忘れていることに気づいた。 悲しいかな、夢の中でもマスクをするのが当たり前の世の中だ。 私は、マスクをしていない自分の口元を、人々に見られることを恐れた。 だが、周りを見ると、なんとまあ、みなマスクなどしていないではないか。 と思ったのも束の間、よく見るとおかしな光景が広がっていた。 なんと人々の口元に、にこっと口角の上がったくちびるの描かれたシールみたいなものがついているではないか。 前に座っている

          変な夢シリーズ〜マスクを忘れた夢〜

          変な夢シリーズ〜知らない土地の同窓会にて〜

          少し楽しくて、あっけなく終わる夢だった。 私は知らない地域に来ていたようだ。 それも、なぜかバス停の横あたりで、まるで遠足の帰りの会のような雰囲気で、何列もの人々が、 がやがやと立っていた。 そこになぜか、自分もいる。 どうやら、同窓会をしているような若者の集団の中に、全く知らない部外者の自分がいるようだった。 自然体で、とても仲の良さそうな集団だった。 その人たちも、あたかも自分のことを知っているひとかのようにその場に溶け込ませてくれているようだった。 会の途中で、思

          変な夢シリーズ〜知らない土地の同窓会にて〜

          変な夢シリーズ〜冷蔵庫の夢〜

          私は夢の中で、5年ほどアパートの家を空けていたようだった。 久々に家に入ると、5年前家を出たままの状態であった。 蛍光灯の電気もついている。 何もかも、5年前のままのようだった。 誰も住んでいなかったのに、住んでいたかのように 明るい生活感のある部屋。 どのように、この部屋の物たちは何年もの月日を過ごしたのだろうか。 冷蔵庫を開けると、中に入っている食べ物は、ほとんど傷んでいないように見受けられた。 5年という時間が嘘のように、つい1週間前の冷蔵庫の中身のようだった。 そ

          変な夢シリーズ〜冷蔵庫の夢〜

          昔の思い出〜幼稚園の記憶〜

          幼稚園の頃、園庭にある遊具でよく遊んでいた。 ある日、1人で何かの動物の形をした滑り台のようなもので遊んでいたが、滑り台の頂上まで行くネットのようなところをよじ登っていたら、落っこちてしまい、その後の記憶はかすかにしか覚えていないが、いつのまにか誰かが(先生だと思うが) すぐ近くの病院へ連れて行ってくれた記憶がある。なぜか、べろに怪我をしてしまったのだが、どんな落ち方をしたのだろう。 *** 幼稚園の給食で、とてもまずいメニューが出たことがあった。 レーズンに、大根おろ

          昔の思い出〜幼稚園の記憶〜