プライドを捨てて…
先週、私は仕事の愚痴のようなものをnoteに書いていた。
けれどそれは最後まで書ききれずそのまま下書きに保存したままになった。
その愚痴というのも私は6月から多能化として新たな仕事を覚えていて大変だというような内容だ。
失敗ばかりして、間違いも多く、覚えたこともことごとく忘れたり、自分の不甲斐なさをとことん知らしめられた1ヶ月。
そんなことを書いているうちに、教えてくださっている方への不満も書いていた。
こちとらやり慣れていない仕事でただでもパニックなのに、やってる側から「あれはやった?」「あれの件の確認はした?」「あれとこれは早めにやってね」と捲し立てられ、そのことについても不満や愚痴を書いていたのだ。
その記事は途中になり、アップさせなかった。
そして、スタートした4日からのお仕事。
「あれ?なんか、感覚が変だぞ❓」という思いにかられた。
その方の言ってることを素直に聞けている自分がいた。
前はその方がわーわー言ってくると「待ってよ。今言われても困るんだけど」とか「出来ない自分に対しての圧なのか?」とか変に考えていたんだと思う。
けど、それはそれ。
として、言われたことを『ただの指示』『ただの教育』と考えたらなんとも思わなくなり、私の返事も素直に「はい」とか「ありがとうございます」とか「お願いします」という言葉が出てきた。
そうか。
私、プライドがないと思っていたけど、めっちゃプライドあったんだ❗️と思った。
そんなプライドいらねー。
「あんな言い方ないよね」
「あのタイミングで言われても…」
「言われなくてもわかってるよ」
「今やろうと思ってたのに」←子どもの言い訳か?
たくさんの言い訳は私の変なプライドだったんだ。
この多能化は、教えてくださる方があと1年半で定年を迎えるから。
ただ、この1年半というのも延長があればというもの。
もしかしたら、半年後には会社からいなくなってしまうかもしれない。
なので、私を含めた3人がこの方のお仕事を覚えることになった。
2ヶ月づつ3人で習い、その後シフトを組み、誰でもやれる様な体勢にする。
ただ、この仕事はすぐに覚えられるものでもなく、マニュアルを見れば出来るものというわけでもない。
マニュアルは作っているけど。
簡単そうに見えてなかなか複雑でめんどくさいことが多い仕事なのだ。
例えば、今まで私の仕事は、りんごやみかん、梨やぶどう、イチゴなどに傷や不良がないかの点検をしているとする。
それが今回入荷や出荷をする側の仕事になった感じだ。
全然違う仕事、関係ない仕事というわけでもないが、ほとんどやったことのない仕事。
たまに、その方が休みの時に簡単な仕事を手伝ったことはあったけど、きちんとやるのは初めてに近い。
それに、前に教えてもらったこともほとんど忘れている。
教えてくださる方としたら全て教えなきゃという思いもあると思う。
だけど、この仕事は時間との勝負もある。
出荷するトラックの時間というものが決まっているからだ。
そうなると、早口にもなるし、捲し立てるような言い方にもなるのだろう。
何か問題が出た時、出そうな時に早めに対処しないと、お客様に迷惑がかかることもある。
だから、色んな角度から色々言ってくれるんだと思う。
何も意地悪で捲し立ててるわけではないのだ。
「今まで私がやってきた仕事、あなたに出来る?」なんてことを思って言ったりやったりしてるわけではないのだ。
その方はずっと1人でこの仕事を何10年とやってきたのだ。
この1ヶ月や2ヶ月ですぐやれるものではない。
失敗や間違いがあってはならないけど、そこはうまくフォローしてもらいながら習っていかなければ。
素直にそう思えた。
私はまだ途中なんだから。
今までなぜ私は言い方やタイミングにこだわっていたのか…。
バカだなぁ…と思った。
あと数週間でこの仕事を終えてまた今までの仕事に戻る。
そして、また4ヶ月後にまた教わりながらこの仕事に携わる。
覚えているか不安しかない。
出来ればしっかり覚えるまであと数ヶ月覚えたいという思いも出てきた。
私が間違えやすいこと、忘れがちなこと、それらをどうにか改善出来たら他の人がやった時にも間違い防止になる。
そのくらいの改善が出来るくらいまで成長したい。
仕事は大変だけど、そんな思いが今は出てきた。
毎日毎日失敗して、たくさん注意されて、言われていた指示もあやふやになったりして、全然成長が見られない私なんだけど、どうにかこれを形にしたい。
昨日は、その方が休みで、忙しかった。
そんな中、急ぎの仕事が急遽出てきた。
「すみません。これ、急ぎになったので、お願いします」とお願いをすると、「そういう急ぎのものは早めに連絡して。私何にも知らないから」と言われた。
いや、今私も知ったしということなのに。
「あ、今急ぎと言われたので」と言ったけど「言われた時点でさぁ」とか言ってきた。
あ、この方も変なプライドがあるだなと思った。
これは、私の姿を見せてもらったんだなと思った。
だから、この理不尽とも思える文句にも必要以上にムカつかなかった。
いつ言われるとか、どんな風に言われるとか、もういいやって思えた。
何をどう覚えるか。
自分に集中するってこういうことなのかな?
…とか言いながら、全然身につかないこの不甲斐ない自分に「もー‼️」ってなるんだけどね。
来週もまたもう少し頑張ろうって思っている土曜日のひとときでした。
…来週には「やっぱりムリ〜」って書いちゃってるかもしれないけど。
それはそれで私の素直な心なんだろうから、その時はそれを認めて、まるっと許して、素直にここに書きたいと思う。
先週愚痴を書いたことで自分の中のプライドに気づけたので、やっぱり書くということはいいことだなって改めて思えた。
やっぱりnote好き💕
最後までお読みいただきありがとうございます😊
幸せをありがとうございます💖
今こそ芯からうちなる平和を✨
シュカポン🐼