♪ 俺のハナシを聞け〜の挙げ句
例えば、友人が資格試験に合格したと報告する
「おめでとう!頑張ってたもんね」と
「それ、自慢⁈」
はっきり二つに分かれる
正直、「あの人、自慢話ばかりだよね」の悪口に
「そうか⁈ どの辺りが自慢?」と思ったり
吉報が話せないのも、世の常
吉報を報告する方が悪者だという風潮
年賀状にお子さんの画像があると、丸めて捨てる
そんな人がいる
うちに猫がいるってことで、盛大な自慢とか
わたしも、オッサンの武勇伝に辟易していた
「殴った人数、盛ってないか?」
「主語もないような話に討論で勝った?」
内心、ツッコミながら聞いている
だけど、多少の大袈裟があっても大筋は真実で
なぜ、自慢話に聞こえるんだろうね
わたしが自慢と受け取る場合
会話が一方通行で、自己主張の分量が多すぎる
無意味な上から目線の口調がイラッとする
そして、毎度お馴染みの話題になっている
「これ、何回目?」と食傷気味になる
他人と自分が性質や立場の差が大きいとき
体験談や泣き言を聞いてほしいのに
自慢するつもりがなくとも、自慢と取られる
完全に相手の劣等感を刺激しまっている
小顔の人が骨格の発達した人に
「マスクが目までズレて痛い」愚痴を言うと
骨格の発達した人がすかさず
「それ自慢?どうせ私は顔が大きい」と
不満を露わにし、コンプレックスを刺激される
遺伝や不可抗力なので、大らかに聞けるはずが
そうじゃないので、相手を知り話題にしない
不幸話のときは、相手の不幸を傾聴し
自分の方が不幸なんだと饒舌で話さない
不幸に陥っている人は、今、相手が悲しいのだから
自分にないものは、全て自慢と受け取る心の問題
いつも自分が上にいないと、気が済まない性質
悩みを自虐にしても、嫌われてしまう
わたしは本気で美容整形を受けたいんだっつーの!
人生3回どころか、一度もモテ期がないんだって!
そうだ、自慢話にしろ、自虐やつまらないネタは
全て、会話においての自己顕示欲の長さ
相手の話を聞きつつも、自分も話す
基本形が崩れたバランスの悪さなんだろうな