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自分の人生をちゃんと生きてますか【人生の短さについて】セネカ
時の流れが早すぎる。
しかも年々早くなる。
年齢とともに加速してる。
いつも気づいたら年末。
お盆が過ぎたら、ワープしたかのようにお正月がくる。
「早いわね〜!一年って。」
この時期のおばさんの挨拶言葉。
この「気づいたら年末」の感覚が、
「気づいたら人生の終わり」
ってことにもなるらしい!?
大病したり、動けなくなって初めて
「そうか、いつの間にか自分の人生も終わる時が
来てしまったのか。」「人生って短い。」
と多くの人が感じるという。
人は、人生の終わりに直面するまで、老いていることにも気づかず、
時間は無限にあると信じてる。
「もっとゆったりと過ごせばよかった。」
と後悔してももう遅い。
古代ローマ時代の哲学者セネカが言うには、
人生とは時間でできている。
人生が短いと感じるのは、時間を浪費しているから。
自分の人生と時間の使い方を
考え直すきっかけになる本でした。
時間を浪費する行い
①他人のために自分の時間を使う
②未来への絶望や希望
③過去を振り返らない。
「時間がない」が口癖になってませんか?
✅その仕事は本当にやりたい仕事ですか。
人との付き合いや人間関係に悩むことに
自分の時間を捧げて、
どんどん多忙になっていく。
✅確定的ではない未来に絶望するのは無意味な時間。
希望を持つのも結果を未来に先延ばししているだけ。
✅過去にあった嫌なことは思い出したくもない。
だから振り返らない。
それではただ、
現在という瞬間、瞬間を生きているだけ。
ただ長く存在したというだけ。
本当の意味で自分の人生を生きたとは言えない。
それでは、人生が短く感じるのも当たり前。
私たちがするべきことは、
未来に頼らず、現在を逃さず、過去を振り返る。
過去を振り返って、
自分の欠点や失敗も丸ごと受け入れる。
生きるとは、死とは何か、
哲人の書いた書物で生きる知恵を借り、考える。
自分の人生について考えながら主体的に、
生きることで、
人生は長く感じられ、充実したものになるのです。
過去を振り返ろう
私は、できれば過去は忘れてしまいたい。
自分のnoteすら読み返すのが、
あまり好きではない。
書いてる文章の悪いところ、うまく書けてないところばかりが、目について嫌になるから。
過去を
思い出さない、読み返さないことで、
なかったことにしてしまう。
でもカッコ悪い自分も
丸ごと受け入れることが大切。
あっと言う間の一年だけど、
「あっ」の中にある一つ一つをふり返ると、
カッコ悪くても、
懸命に生きている、自分の姿が必ずあるはず。
お正月にワープしてしまわないように、
丁寧に過去を振り返りながら、
自分自身と対話をしながら、
この3ヶ月間を過ごしてみようと思うのです。
時間の浪費になっていることも見直して、
自分のための時間を増やそう。
最後に
この本は、50ページほどだし、
すぐ読めます。
でも哲学書なので咀嚼しづらい。
でも
それぞれの解釈で解説している動画が
たくさんあって、大変わかりやすい!!
自分なりに理解できて勉強になりました。
現代風にアレンジして、
昔の音楽を聴いて、当時の自分に戻り、
過去と対峙するのもいいと解釈する人も。
とりあえず、お馴染みの望月りんさんに
クールに解説してもらいましょう。
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