著…周防正行『周防正行のバレエ入門』
まるで一冊まるごと草刈さんへの恋文みたいな本。
他のバレリーナや、振付師や、演目の話をしている時も、常に草刈さんのことを意識。
周防監督が草刈さんの舞台人としての根性、集中力、粘り強さに興味と関心とそして尊敬を抱いていることがこの本から強く伝わってきます。
バレリーナとしての草刈さんがいかに凄くて近寄りがたいか、そしてプライベートでの草刈さんがいかに近寄りがたくないかについて語る文体が素敵。
決して甘いセリフが書かれているわけではないにもかかわらず、「本当に奥様のことが大好きなんですね…」と読んでるこっちが照れるくらい熱を感じさせます。
また、草刈さんが監督と対談中に話す内容から、草刈さんも監督に心を開いていることが伝わってきます。
世の中の全てのご夫婦が信頼し合っているとは言えませんが、このご夫婦の場合は本当に素敵な関係を築いているんですね。
この本を恋文と呼ばずして何と呼びましょう!
すごいものを読んでしまった…。
この本を読み終えた時、わたしは思わず「ごちそうさま」と言ってしまいました。
いいなぁ〜!
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