文…中川ひろたか 絵…石川えりこ『おれ、よびだしになる』
この絵本の主人公は、小さい頃「おれ、よびだしになる」と決心した男の子。
彼は中学校を卒業した後、相撲部屋に入門します。
呼び上げをしたり、太鼓の練習をしたり、土俵を作ったり、懸賞幕を持って土俵を一周したりと、呼出になるための修行は多岐に渡りますが、彼は努力し続けます。
その頑張りを認めたお客さんや横綱からお褒めの言葉をかけてもらうこともありました。
彼は「おれ、にっぽんいちのよびだしになる!」と新たな決心をします。
というのがこの絵本のあらすじです。
子どもの頃に抱いた夢を失わずに持ち続けてその夢を叶える…というだけでも凄いのに。
そこで満足せず、更に高い目標を持つなんて凄い!
彼の夢を支える周りの人たちのあたたかさも素敵。
わたしはテレビで相撲中継を観るのが好きなのですが、「相撲の世界って、力士だけが頑張っているわけじゃないんだな。みんなで支え合って作り上げているんだな」とわたしはこの絵本を読んで改めて気づかせてもらいました。
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