原作…L・M・モンゴメリー 演出…高畑勲『徳間アニメ絵本13 赤毛のアン』
アニメ版『赤毛のアン』の重要な場面をまとめた絵本。
※注意
以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。
わたしはこのアニメを夢中になって観ていた子どもの頃を思い出しながら、この絵本を読みました。
昔。
マシュウが亡くなる回を観て、大変なショックを受けました。
大人になった今も、それは変わらず。
絵本のページを捲っていて、手が止まり、心が痛みました。
優しい優しいマシュウの死…。
誰だって、いつかは必ず愛する人との別れがくると頭では分かってはいても、やはり辛いものです。
けれど、きっとマシュウはアンにもマリラにもその死を悲しんで欲しくなかったでしょうね。
マシュウはマシュウらしくその生涯を終えたのでしょうから。
とアンに優しく微笑んだ翌日に命を落としたというのも、なんだかとてもマシュウらしい気がして、やっぱり泣けてきます。
〈こういう方におすすめ〉
『赤毛のアン』の世界を愛する方。
〈読書所要時間の目安〉
20分〜30分くらい。
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