著…菊池一志『上手な採用面接が面白いほどできる本』
面接を受ける人ではなく、面接をする側にいる人のための本。
もし自分が面接をする立場だったらどんな人を採用してどんな人を不採用にするか? を想像しやすくなるので、面接を受ける立場の人にもおすすめ。
この本には、会社の成長段階や社会の変化と共に必要な人材は変わる、ということが書かれています。
「今どんな人を採用すべきか?」は非常に悩ましい問題ですよね。
面接をするというのは、
●会社や社会の状況について把握し、今どんな人材を採用すべきかイメージする
●応募者に業務をこなすために必要な能力が現在あるか、将来的に成長する可能性があるか、逆に問題を起こしそうな要素が無いか見極める
● 応募者の反応を見ながら、どんな質問をすれば応募者の本音を引き出せるか工夫する
●ネットに会社の悪口を書かれないよう、不採用にする応募者にも細心の注意をはらって丁寧に対応する
などなど、非常にハードな仕事です。
選んでもらう側も大変だけれど、選ぶ側も大変なのだ…とこの本を読んでいると気づかされます。
〈こういう方におすすめ〉
近々、面接を行う又は受ける方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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