著…瀬尾まいこ『図書館の神様』
人は、秋に木の葉が色づくだけでも情緒を感じることが出来ます。
美しい海を見た時も、心がじんわりします。
素敵な本と出会った時もまた然り。
大きな奇跡を起こしてくれるわけではなくても、ただそこに存在してくれているというだけで、世界が輝いて見えます。
不思議ですよね。
この小説も、仰々しい感動を誘うわけではないけれど、自然と胸を打ちます。
⭐️Kindle版
⭐️単行本版
※注意
以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。
特にわたしはこの箇所が好きです。
それは、主人公が顧問を務める文芸部の部員・垣内君が書いた文章。
なんて美しい考え方でしょうか。
そんな風に捉えれば、待ち望みたくなりますね。
渇いた心を癒してくれる優しい雨を…。
〈こういう方におすすめ〉
心がほっとする小説を読みたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間半くらい。
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