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監修…町田忍『東京マニアック博物館 おもしろ珍ミュージアム案内決定版』

 コアで面白い所から戦争の悲惨さを伝える所まで、103もの博物館を紹介している本。

 「博物館へ行く」という行為を、特別なものではなく、ちょっとした日常に落とし込んでいるという雰囲気。

 気ままにぶらっと行ってぶらっと帰る、そんな感じが好きです。

 わたしが特に興味を惹かれたのは、

 ●有名ブランドのバッグや財布などのコピー商品を本物と並べて展示したり、麻薬や拳銃などの密輸品がどんな所に隠されているのかという事例を展示している『東京税関情報ひろば』

 ●下町の路地裏のような空間に、駄菓子や昭和40年代前後のおもちゃを展示している『柴又のおもちゃ博物館』

 ●ギロチンやニュルンベルクの鉄の処女といった国内外の拷問・処刑具を展示している『明治大学博物館』

 ●数多くの刀剣や刀装具を展示している『刀剣博物館』

 などなど。

 わたしもこうした博物館へ行って見聞を広めたいです。

 特に、法律と刑罰の関係に興味があるので、明治大学の常設展示を見に行ってみたいです。

 人が人を裁くのって、実は難しいことだと思うので…。

 それでも、裁かないわけにもいきませんし、AIに丸投げするわけにもいきませんし、やっぱり人が裁かないといけないのですが…。



 〈こういう方におすすめ〉
 博物館巡りが好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間半くらい。

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