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著…坂口安吾 絵…しきみ『恋愛論』
●自分の恋愛観
●キリスト教における「愛」に当てはまるようなものは古来の日本には無かった
●「すきだ」「惚れた」「愛す」といった日本語のニュアンスの違い
といったことについて坂口安吾が熱く語っている本。
ピンク色を基調としたページや、可憐でありながらも微量の毒を思わせるイラストが素敵なアクセントになっています。
わたしは特に、
恋愛とはいかなるものか、私はよく知らない。そのいかなるものであるかを、一生の文学に探しつづけているようなものなのだから。
という言葉が好きです。
何かに打ち込む時の目的というのは人それぞれ。
また、恋愛に対する考え方も千差万別。
しかし、もしかしたら、文学に限らず様々な分野の芸術において、そういう一面があるのかもしれませんね。
その人の有名・無名に関係なく。
今も世界のどこかで誰かが、恋愛とはいかなるものかを探しながら、素晴らしい作品を生み出しているのかもしれません。
自分だけの答えを求めて。
〈こういう方におすすめ〉
「恋愛」について文学が熱く語っている本を読みたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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