さく…メアリー・ルージュ え…パメラ・ザガレンスキー やく…浜崎絵梨『おひめさまはねむりたくないけれど』
細部まで丁寧に描き込まれていて、幻想的で美しい絵本。
上品で優しい言葉で綴られていくストーリーは、王様とお妃様からお姫様への愛に溢れています。
お子さんを寝かしつける時の読み聞かせ本としてもおすすめですが、「あれもこれもしないと」といっぱいいっぱいになってなかなか寝つけない大人にもおすすめです。
この絵本を読んでいると、まるで自分も愛情という名の柔らかなおふとんにくるまれているみたいに心地よくなって、自然と眠くなりますから。
ベッドの中に入っても、なかなか寝つけないお姫様。
「ねえ、おとうさま おかあさま。せかいじゅうのみんながねるの?」とお姫様が尋ねると、王様とお妃様は優しく答えてくれます。
どんな生き物も眠るんだよ、と。
王様とお妃様は、お姫様に教えてくれます。
生き物たちがどんな風に安心して眠りにつくのかを。
そのやり取りを読んでいると、こちらも何だか安心して、ついウトウトと眠りに落ちていきます。
〈こういう方におすすめ〉
寝かしつけ用の絵本を探している方。
なかなか寝つけない大人。
〈読書所要時間の目安〉
15分くらい。
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