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編著…ニュートン編集部『超絵解本 絵と図でよくわかる心の病 悩みの多い現代に必須の知識』
悩みやストレスの無い人はいない、と言っても過言ではない世の中ですよね。
これは、
●うつ病
●双極性障害
●依存症
●学習障害
●強迫性障害
●統合失調症
●パーソナリティ障害
●認知症
といったものの違いや治療方法について、イラストや写真も使いながら分かりやすく紹介している本。
文章が平易で、読みがなも振ってあるので、とても読みやすいです。
特に、
「精神疾患は異常であり、正常にもどすために治療を行う」というとらえ方をしてしまうと,「自分はダメな人間だ」「あの人は普通ではない」というふうに,自分自身や患者に対する偏見や差別が増長される危険があるのです。
そのため,精神疾患を「苦痛があるかどうか」を基準にして考えることが大切だといいます。
という文章に好感が持てました。
精神を「正常」と「異常」に線引きするのは困難ですものね。
「異常なものを正常にするために治療する」と考えてしまうと非常にハードルが高いですが、「苦痛を少しでも和らげるために治療する」と考えれば、精神科通院や入院のハードルを下げられそうです。
〈こういう方におすすめ〉
心の病や障がいについて知りたい方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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