著…マツコ・デラックス、池田清彦『マツ☆キヨ』

 日本は同調圧力の強い国なので、他の人たちと違うところがあると「ヘンな人」のレッテルを貼られがち。

 みんな、周りを見て、空気を読んで、自分が周りから浮かないよう気をつけています。

 自分の意見や個性を発揮しているマツコさんや池田先生は、まさにその「ヘンな人」として生きている人たち。

 この本の中で、マツコさんと池田先生は、「周りと繋がっていない感じがする」「池田がまたヘンなことを言っているけど池田じゃしょうがねえなあと思ってもらえる」といった、「ヘンな人」として生きる中で感じる素直な気持ちについて対談しています。

 この本は平成23年に出版された本ですが、令和5年現在は当時よりも一人一人の多様性が受け入れられつつあるなとわたしは思います。

 それにはきっとお二人の存在による影響も少なからずあったのではないでしょうか?

 多数派の意見に少数派が従わないといけないわけではないし、逆に少数派の意見に多数派が従わないといけないわけでもありませんが…。

 あまりにも全員が「右に倣え!」の世の中は凄く気持ち悪いし、非常に息苦しいので、わたしはマツコさんや池田先生の生き方に憧れながらこの本を読みました。

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