著…佐藤典宏『その症状、がんのサインかもしれません』
人は、急病になることもあります。
しかし、多くの場合は病気になる前に何らかの前兆があります。
これは、その小さなサインをまとめた本。
「自分だけはがんになるはずがない」だなんて根拠のない思い込みは今すぐ捨て去らなければ…! と気づかせてくれる本です。
他の病気でもそうですが、がんはいかに早期発見出来るかが重要。
早く治療すればするほど、その後の生存率や生活の質が大きく変わりますから。
この本には、
●口内炎が2週間以上治らない
●カラオケなどで喉を酷使したわけではないのに声のかすれが続く
●便の色や形が変わった
●白目や皮膚が黄色くなった
●脇にしこりが出来た
●ダイエットをしたわけではないのに体重が急激に減った
●悪臭のあるおりものが出た
といった、がんの初期症状かもしれない様々なサインが紹介されています。
勿論、必ずしも、がんのサインとは限らないので、怖がり過ぎるのは良くありません。
しかし、ちょっとした体の異変が、もしかしたら早期発見に繋がるサインかもしれないので、見落とさないようにしたいです。
そして勿論、がん検診も忘れずに受けたいですね。
〈こういう方におすすめ〉
がんの早期発見を心がけたい方。
〈読書所要時間の目安〉
二時間くらい。
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